「シックハウス症候群」について

 

ページ番号1004846  更新日 令和4年4月1日 印刷 

快適な室内環境についてアドバイス

気密性の高い現代の住宅

現代の住宅は、化学物質を住宅部品として多量に使用しており、またアルミサッシなどにより気密性が高くなりました。
その結果、住宅の換気が不足し、室内に化学物質や湿気がこもりやすくなっています。

シックハウス症候群の発生

室内の化学物質、ダニやカビが原因となるさまざまな体調不良を「シックハウス症候群」といいます。

それでは原因物質別に見てみましょう

  1. 多様な化学物質の発生源
    シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質である、ホルムアルデヒド、トルエンなどの主な発生源は、合板の接着剤などです。
    その他、シロアリ駆除剤、防虫剤などがあります。
    家の中の化学物質を減らすため、なるべく化学物質の使用を少なくすることが大切です。
  2. ダニ・カビは高湿度が好き
    ダニやカビは、ジメジメした環境が大好きです。
    したがって、その発生を防ぐためには、室内の湿度をコントロールして、結露を発生させないようにすることが大切です。
    結露は、水蒸気を含んだ空気が冷えることによって発生するので、過剰に水蒸気を発生させないことと室内の空気を冷やさない工夫をすることで防止できます。

換気をしましょう

室内空気中の化学物質や湿度を減らすためには、換気を行うのが、一番簡単な方法です。
効果的な換気方法は、対角の窓を2カ所開けて、空気の入り口と出口を作ることです。
こうすると、室内の空気と外気を、短時間で、スムーズに入れ換えることができます。

快適な温湿度とは

室内の快適な温湿度の目安は、温度18度から28度、湿度40%から70%です。
部屋に、温度計と湿度計を備えると理想的です。

室内環境についての相談

保健所では、ダニアレルゲンなどによる被害を減らすため、住まい方の相談を行っています。

関連情報

 

このページに関するお問い合わせ

杉並保健所生活衛生課環境衛生担当
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
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