これからの取り組み

 

ページ番号1033280  更新日 平成29年6月1日 印刷 

1 認可保育所を核とした整備をさらに進めます

保母さんとこどもの写真

緊急対策を実施してもなお、認可保育所等への入所率は7割。区民ニーズの高い認可保育所のさらなる整備が必要です。併せて保育人材の確保支援に努めていきます。

主な取り組み・検討事項

  • 今後の施設整備計画を可能な限り前倒し
  • 認証保育所の認可化に向けた支援
  • 事業者の保育士確保へのバックアップ
  • 新規採用保育士への商品券支給の効果検証

2 地域別の保育需要に対応します

今回の緊急対策では区有地の確保ができず、保育施設整備が十分にできなかった区東部地域などでの整備を重点的に進めます。また、今後保育需要が高まると見込まれる他の地域においても、計画的に施設整備を行っていきます。

区東部地域の整備状況
地域 施設数 定員(予定)
高円寺地域 2カ所 147名
方南・和泉地域 3カ所 299名
和田地域 2カ所

140名

30年4月開設に向けた認可保育所の整備状況(29年6月1日現在)
区東部地域では、6月1日現在、30年4月の開設に向けて認可保育所7カ所、定員586名の整備を進めています。区全体では12カ所、定員994名分の整備が既に具体化しており、そのうちの約6割が区東部地域での整備予定です。

主な取り組み・検討事項

  • 区東部地域など保育ニーズの高いエリアでの保育施設の整備
  • 自宅から少し離れていても入所できるような車での送迎の検討

3 保育の質を確保します

あそぶ保育園児たちの写真

区内の保育施設数は認可・認可外を含めて200カ所を超えており、今後は保育の質を確実に担保していくことがますます重要です。これまでも実施してきた巡回相談・指導について回数を増やすほか、事前連絡無しで訪問するなどの取り組みを通じて、保育の質の維持・向上を図ります。

主な取り組み・検討事項

  • 事前連絡無しでの訪問を含む巡回相談・指導の充実・強化
  • 私立の保育施設職員を対象とした実務研修の実施

4 育児休業制度の拡充など、仕事と子育ての両立の支援に取り組みます

絵本の読み聞かせをする保母さんと、絵本に見入るこどもたちの写真

区では、引き続き育児休業制度の拡充を含めた労働環境の充実について国に要望するとともに、今後は保護者が安心して育児休業を取得できるようにするための指数(注1)の見直し検討や、雇用主への労働環境改善に関する意識啓発などを通じて、仕事と子育ての両立の支援に取り組みます。

主な取り組み・検討事項

  • 保育所利用調整指数の検証(育休取得者への指数の加点等)
  • 延長保育の申請に際し、雇用主からその必要性を証明する書面の提出についての検討

(注1)指数とは、保育の必要性の状況を点数化したものです。


親子のイラスト

緊急対策の結果、聞こえてきた区民の声は…

  • たくさんの保育園を作ってくれて助かりました。
  • 私の家の近くには保育園が少ないんです。
  • 多くの保育園ができたのはいいけど、質の確保は大丈夫?
  • ホンネでは育児休業を目いっぱいとって子育てしたいんだけど。

 

このページに関するお問い合わせ

待機児童解消対策本部(子ども家庭部保育課)
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)