30年4月「待機児童ゼロ」を実現しました

平成30年度の認可保育所入所申込者について、認可保育所・小規模保育事業等の整備や、申込者の状況に合わせた丁寧なマッチング（未内定者に対する空きのある認可外保育施設の個別紹介）などを行った結果、平成30年4月1日現在の待機児童数はゼロ（（新）国基準）となりました。
区では、平成31年度以降も、子育て支援の重要なテーマである「待機児童ゼロ」を継続することができるよう、保育の質も十分に確保しながら、引き続き必要な施設整備等に取り組んでいきます。

「待機児童ゼロ」実現に至った経過

区では平成22年度以降、認可保育所を核とした保育施設整備に取り組んできました。平成28年度には「すぎなみ保育緊急事態」を宣言、全庁を挙げて区有地の活用などを含む緊急対策を実施した結果、昨年4月の待機児童数は29名にまで減少しました。
さらに、平成29年度についても計画を可能な限り前倒しして精力的な整備を進めた結果、区内全体の保育施設の定員は大幅に増加し、平成30年4月1日時点で「待機児童ゼロ」を実現したものです。

認可保育所数と認可保育所整備率の推移（各年4月現在）

待機児童数の推移（各年4月現在）

平成30年4月認可保育所申込者の状況

項目	平成30年4月 （速報値）（注1）	（参考） 平成29年4月
入所申込者数	4,080名	4,457名
認可保育所等（注2）入所者数	3,019名	2,921名
申込取下・内定後辞退数	383名	313名
認可外保育施設の入所者数	363名	866名
除外数（注3）	315名	328名
待機児童数	0名	29名

注1：平成30年4月1日時点の状況。
注2：認可保育所・地域型保育事業（小規模保育、家庭的保育、事業所内保育、居宅訪問型保育）。
注3 ：特定の保育所を希望されている方、30年4月時点で復職の意思がないと判断される育児休業中の方等が該当。

認可保育所等入所内定率

平成30年4月	平成29年4月	平成28年4月
74.00%	65.54%	50.26%

認可保育所等入所内定率＝認可保育所等入所者数÷入所申込者数