自転車ネットワーク計画

 

ページ番号1034239  更新日 平成30年4月1日 印刷 

安全で快適な自転車通行空間の整備を進めるため計画を策定しました

区内の全交通事故のうち自転車が関与した割合は約35%と都内平均約32%より高い状況であり、また、区道に限定すると約5割と非常に高く、自転車利用者に対する安全対策が喫緊の課題です。

区道での交通事故の割合を示した円グラフ 車対自転車41.8% 自転車対自転車6.8% 人対自転車3.4% 車相互24.7% 車対人18.1% その他5.2%
区道での交通事故の割合

基本方針・計画目標

車道を通行する自転車の安全と、歩道を通行する歩行者の安全の双方を確保します。

  1. 自転車の関与事故件数の削減
    『現状513件(平成27年) → 目標値420件以下(平成33年)』
  2. 左側通行(順走)の遵守率
    『優先整備路線:現状75%(平成27年) → 目標値90%(平成33年)』

自転車ネットワーク路線

  • 自転車通行空間を連続的に整備するため、自転車の事故が多い道路や自転車利用が多い道路などを対象に自転車ネットワーク路線を選定しました。(約54キロメートル)
  • 自転車ネットワーク路線を選定するエリアについては、駅および自転車利用が多く見込まれる施設周辺を選定しました。(優先的計画策定エリア)

自転車ネットワーク路線(優先整備路線)

自転車ネットワーク路線のうち計画期間内(平成29年~33年度)に整備をめざす優先整備路線を以下の選定基準で選定しました。(約26キロメートル)

  • 自転車の事故が多い路線
  • 駐輪場に接続する路線
  • 駅を中心にネットワークの連続性を確保する路線

整備形態

  • 幅員が広い道路(幅員6メートル以上)の整備形態は、国のガイドラインに基づき、自転車ナビライン(車道混在)もしくは自転車専用通行帯を整備します。自転車ナビラインとは、自転車利用者への交通ルール通りに、車道の左側通行をわかりやすく案内する路面表示です。
  • 幅員が狭い道路(幅員6メートル未満)については、幅が小さい自転車ナビラインや歩行者の安全性を確保するための路面表示を設置します。

参考:なぜ車道の左側通行が重要なの?

交差点においてドライバーから車道左側の自転車は見えやすいため交通事故の減少につながります。区道上の自転車事故のうち、8割が交差点で発生、さらにその8割が出合い頭の事故です。

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