1歳の頃

 

ページ番号1009480  更新日 令和4年4月11日 印刷 

アドバイス

1歳の誕生日の頃になると、身長が生まれたときの約1.5倍、体重は約3倍と大きくなってきます。
これから先は運動量が増えるので、皮下脂肪が少なくなり、筋肉がだんだんと発達してきます。「赤ちゃん」を卒業して「幼児」に近い外見になっていきます。それにつれて、細かい動きができるようになってきます。手をとってあげたりすると、つかまって歩きはじめます。また、1歳を過ぎると発育・発達の個人差が大きくなります。その子どもなりの成長を見守ってあげましょう。

指さし

1歳過ぎくらいから、「指さし」(手の届かないところにある物などを示すために、人差し指を向ける)をするようになります。まだ十分にことばを話せない子どもにとって、指さしは、自分の要求や興味のある物を大人に教えたりするための、大事なコミュニケーションの道具です。
子どもは、指さしをしながら、じっと保護者の方の顔をのぞき込んだり、声を出したりして、一生懸命に何かを訴えてくるでしょう。もし子どもの言いたいことがわかったら、「ああ、ミルクがほしいのね」「あら、かわいいワンちゃんね」などと語りかけてください。
そうすることによって、子どもは新しいことばを覚えていきます。また自分の思いが大人に通じたことがうれしくて、もっともっと伝えようとするでしょう。やがて上手にお話しできるようになると、指さしは減っていきます。

ことば

子どもなりのことばで話しかけてくることが多くなります。また、保護者の方の言う簡単な言葉を理解していることがあります。たとえば、子どもの持っている物を「ちょうだい」と言った時、ちゃんと差し出してくれたら、聴力も発達しており、相手のことばも理解していると考えられます。コミュニケーションをとって、やりとりが楽しいと思うようにしましょう。テレビやDVDの見せっぱなしをしないようにしましょう。
中には2歳くらいまであまりことばを発せず、身振り手振りや、たとえば「アー」という単語1つでさまざまなことを表現する子どももいます。

離乳食

1日3回の食事のリズムを大切に、生活リズムを整えましょう。少しずつ食品の範囲を広げ、いろいろな食べ物に慣らしましょう。歯ぐきで噛める固さ(やわらかい肉団子くらい)に調理してかむ練習をさせましょう。

写真:離乳食(1歳)歯ぐきで噛める固さ
歯ぐきでつぶせる固さ

1歳頃に、上下4本ずつ乳歯がはえてきます。いよいよ歯ブラシで歯みがきの開始です。保護者の方のひざの上にあおむけに寝かせてみがきましょう。遊びの感覚、楽しい雰囲気でみがきましょう。寝る前にみがくと、より効果があります。

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