2歳の頃

 

ページ番号1009481  更新日 令和3年4月13日 印刷 

アドバイス

歩き方がしっかりしてきて、走ったり、とんだり、登ったりと活発に動き回るようになります。同年齢の子どもに関心を持ち、一緒にいることを喜ぶ時期なので、子どもと関われるところへ連れていきましょう。
ことばをたくさん覚え、会話ができるようになり、自分の意志をほかの人に伝えられるようになります。
食事や着替えなど、自分ひとりでしたがるようになります。
うまくできずに泣いて怒ることも多いのですが、少しずつほめながらできることを増やしていきましょう。
こわいことや新しい体験に出会って保護者の方を求めてきたときには抱っこなどして優しく受け入れてあげましょう。

「がまん」ができること

1歳半頃には、「イヤ」と言ったら「イヤ」。
欲求がかなわなければ、泣いたりぐずったり。
「がまんする」とは、自分の欲求や感情をコントロールすること。
でもまだ、小さい子どもにはとても難しいことです。
困難に耐える経験もあまりありませんし、そんなに上手に感情をコントロールすることはできません。
保護者の方は「○○したかったのね。」など、気持ちをしっかり受け止めてあげましょう。
欲求がかなわなくても、わかってもらえれば落ち着いてきます。
がまんができたら、「よくがまんできたね。えらいね。」と子どものがまんをねぎらってあげましょう。
保護者の方の励ましがいちばんのごほうび。
待たせたあとはゆっくり話を聞いてあげましょう。
甘えたい気持ちも満足させてあげてください。少しずつ、「がまん」ができるようになります。

トイレトレーニング

以下のことが、トイレトレーニングのスタートのめやすになります。

  • ひとり歩きがしっかりとできること
  • 大人の言うことがある程度理解できて簡単な受け答えができること
  • おしっこの間隔があいていること

個人差はありますが、徐々に、おしっこが出るとサインを出してくる時期です。
トイレトレーニング中は、決して叱らないこと、うまくできたらほめることが大切です。できるようになるには時間がかかるものです。
トイレトレーニングは一進一退。一歩進んで二歩下がるようなこともしばしばです。
いったんうまくいったからといっても、そのまま一気におむつがとれるとは思わず、あくまでも子どものペースに任せてゆったりと進めましょう。

この時期から乳歯が全部生えそろい始めます。むし歯を予防するために、夜寝る前に仕上げみがきをし、おやつの量・回数を決めてあげるようにしましょう。また定期的に歯科健診を受けることも大切です。

リーフレット「2歳のお子さんを育てている保護者の方へ 発達の特徴と接し方のヒント」

リーフレット「2歳のお子さんを育てている保護者の方へ 発達の特徴と接し方のヒント」は、2歳児の育児について、子どもの特徴や関わり方の一例を示し、子育てに役立てていただけるように作成しました。

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