106 善照寺 【寺院】(永福1丁目6番8号)

 

ページ番号1007884  更新日 平成28年1月18日 印刷 

当寺は本光山と号する浄土真宗本願寺派の寺院で、本尊は江戸期の作といわれる阿弥陀如来立像です。
「府内誌残編」によると、相州小田原に開創されましたが、天正18年(1590)7月、豊臣秀吉の小田原城攻略の際に罹災し、堂宇を消失しました。
その後、江戸に移り再興されましたが、その場所は詳かではありません。
慶長年間(1596~1614)より、木挽町(現中央区銀座東辺り)、神田金沢町(現千代田区外神田三丁目)、下谷七軒町(現台東区元浅草一丁目)、新堀端(現港区南麻布二丁目・三丁目)等へ移転し、現在の築地本願寺の前身である浜町御坊(江戸浜町・現中央区東日本橋三丁目)の子院となりました。しかし、ここでもまたいわゆる「振り袖火事」(明暦3年〈1657〉)にあい、浜町御坊とともに消失しました。
万治年中(1658~1660)、八丁堀先の海辺を埋め立てた代地(現中央区築地三丁目)に浜町御坊が移転するのに伴って、当寺もその寺中に移りました。
大正12年9月、関東大震災で築地本願寺やその子院とともに全焼し、昭和3年8月9日、区画整理のため現在地へ移転して来ましたが、昭和20年5月20日夜、焼夷弾の集中投下により、またしても堂宇ことごとく烏有に帰しました。
その後、昭和45年2月本堂を落慶し、ここに伽藍を再建しました。

昭和63年3月

 

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