76 大法寺 【寺院】(松ノ木3丁目33番19号)

 

ページ番号1008007  更新日 平成28年1月18日 印刷 

松栄山大法寺は、日蓮宗の寺で本尊は、慶安2年(1649)大願主当寺開山「利生院日善」銘のある日蓮上人坐像です。
当寺は、寛永8年(1631)に現在の新宿区牛込榎町で開創されましたが、寛文3年(1663)と江戸時代末期(年代不詳)の2回の火災に遭い、その後明治42年、現在地に移転したものですが、現本堂は昭和55年に新築されたものです。
開山は、利生院日善、開基は、旗本浅香伝右衛門直良といわれています。
当寺は、寛文3年の火災後、元禄5年(1692)に2世日堯が、檀家である旗本浅香安右衛門直武および、その子である幕府御植木奉行・御畳奉行等を勤めた伝左衛門直良の土地の寄進により再興したものといわれています。
なお、当寺の境内には、江戸時代の戯作者・松亭金水(文久2年・1862没)、女団十郎といわれた女優の市川九女八(大正2年没)等の墓があります。

昭和60年3月

 

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