「次世代に夢と希望を拓く予算」 平成25年度予算(案)(平成25年2月21日)

 

ページ番号1005539  更新日 平成28年1月11日 印刷 

区長就任から2年半が瞬く間に過ぎ、振り返れば、113歳高齢者の所在不明事件や保育所待機児童対策から始まって、さまざまなことがありました。その中でも、最も大きな出来事は、東日本大震災とその後の対応で、区民の安全・安心の確保が何より大切なことを痛感いたしました。

昨年は、10年後の杉並の姿を「基本構想」「総合計画」として策定いたしました。また、区制施行80周年まつりには、約9万3000人の区民の皆様が参加し、これからの杉並区の発展をともに誓い合いました。ここに改めて、これまでの区民の皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。

こうして迎える平成25年度は、総合計画の2年目の年として、基本構想の実現に向けた取り組みを軌道に乗せる重要な年でございます。予算編成にあたりましては、「総合計画」を具体化した「実行計画」を確実に予算に反映させることといたしました。

私はかねてから住民に最も近い基礎自治体の区こそが、区民福祉の向上を図り、地域社会の新たな活力を生み出すことができるものと考えてまいりました。先行き不透明な社会経済状況の下で、閉塞感や不安感が漂う時代だからこそ、区民の皆様が豊かで明るい将来を描くことができるようにしなければならないと考えます。とりわけ、10年後の基本構想の目標を実現していくために、今の杉並に何よりも必要なことは、杉並の将来を担う若い世代が、夢と希望を持つことのできる地域社会を築くことではないかとの思いに至りました。

こうした思いから、平成25年度予算(案)を「次世代に夢と希望を拓く予算」と名付け、「次世代に夢と希望を」、「まちづくりを通して地域経済、地域社会の活性化を」、「安全・安心に暮らせるまちを」という3つの視点から予算を編成いたしました。区民の皆様のご理解を賜りたいと存じます。

 

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