新たな架け橋となる一年に(平成23年1月1日)

 

ページ番号1005559  更新日 平成28年1月11日 印刷 

あけましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、区政に多大なご協力を賜り、誠にありがとうございました。ここに改めて、深く感謝申し上げます。私が昨年7月に区長に就任してから、またたく間に半年が経ちました。この間、就任直後の高齢者の所在不明事件や、保育の待機児童対策など、喫緊の課題に鋭意取り組んでまいりましたが、その中で、区長の仕事の職責の重みを日々痛感しているところでございます。
新しい年を迎え、さらに身を引き締め、皆様と共に杉並区の新たな発展に向け全力を尽くしてまいりたいと意を強くしています。

54万区民の夢を新しい基本構想に

さて区では、このたび今後10年間を見据えた、杉並区の将来像を明らかにするため、杉並区基本構想審議会を設置し、その検討に着手いたしました。新たな基本構想は、区民の誰もが共有できる目標として策定してまいります。先般、「広報すぎなみ」で「10年後も住み続けたいまち『すぎなみ』を目指して」と題するアンケートを実施いたしましたところ、4900人を超える方々から回答を頂戴いたしました。区政に対する大きな関心、地域への深い愛情に接することができ、たいへん感激いたしました。皆様の期待に応え、夢のある住宅都市・杉並の実現に向けたまちづくりのグランドデザインをつくり上げていきたいと考えています。

区民福祉の向上に全力を

現在編成中の平成23年度予算は、私が区長となって初の本格予算となりますが、この間の社会経済情勢により、たいへん厳しい財政状況になることが予想されます。しかし、そうした中にあっても、「杉並版事業仕分け」をはじめとした、これまでの区政の検証結果を的確に反映させ、医療・介護や子育てなど、区民福祉の向上にしっかりと取り組んでまいります。また、夏までに小学校・中学校普通教室へのエアコン設置を完了させるなど、教育環境の整備を進めていきます。これらの取り組みにより、未来に夢と希望の持てる新しい区政を築く架け橋の一年となるよう、職員ともども一丸となって区政を推進してまいりますので、皆様の変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。

皆様にとりまして今年がより良い一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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