スズメバチとその他のハチ

 

ページ番号1014113  更新日 平成30年1月26日 印刷 

ハチは建物の軒下や庭木、また、生け垣などに巣をつくります。
この巣を突いたり、うっかり巣に触るなどすると刺されることがあります。
ミツバチ以外のハチの一生は、4月頃から女王バチが巣作りを開始、最初の働きバチを育て、その後、多くの働きバチが盛んに活動し、10月末頃には、新しい女王バチが越冬場所に潜み、その他のハチは死んでしまいます。
区・環境課では民有地にある活動期のスズメバチの巣のみ撤去を行っています。

スズメバチ

初期の頃はトックリや一輪挿しを逆さにした形をしています。(写真1)
大きくなるとボールのようにほぼ丸い形になり、下の方に穴が1つだけあります。また、縞模様がでてきます。(写真2)
なお、オオスズメバチは土の中や木の洞などに巣を作ります。

写真1:初期の頃のスズメバチの巣
初期の頃のスズメバチの巣(写真1)
写真2:スズメバチの巣
スズメバチの巣(写真2)

アシナガバチ

六角形の巣房が合わさっていてシャワーヘッドやハスの実のような形をしています。下の方から見ると巣穴がたくさん見えます。(写真3・写真4)
アシナガバチの巣は、比較的簡単に撤去できるため区・環境課では撤去を行っていません。
撤去の方法については、以下をご覧ください。

写真3:アシナガバチの巣
アシナガバチの巣(写真3)
写真4:アシナガバチの巣
アシナガバチの巣(写真4)

アシナガバチの巣の撤去

用意するもの

  • 手袋、白い長袖のシャツ(できるだけ肌の露出をなくす。)
  • 家庭にあるハエや蚊、ゴキブリなどのスプレー式の殺虫剤
    (巣が高い位置にある場合などは遠くまで噴射できるハチ用の殺虫剤)

撤去に適した時間など

日が落ちて、暗くなるとハチは巣に戻り、活動が抑えられます。
この時間帯に用意した殺虫剤を巣の斜め下から巣に向って噴霧します。
(風向きに注意し、全体にかかるように数秒間かけてください。)
ハチは下に落ちてきますが、すぐには死なないため、巣に対して真下から行うと落下するハチに刺されることがありますので注意してください。
翌日以降、巣にハチがいないことを確認してから、巣を取り除きます。

ミツバチ

ミツバチが巣別れをして、新しく巣をつくる場所を探すため、何千というハチが樹木にひと塊になっていたり、群れて飛ぶことがあります。
これを分封(ぶんぽう)といいますが、しばらく放っておくと何処かに飛び去りますのでそっと様子を見てください。(写真5・写真6)

写真5:ミツバチの分封
ミツバチの分封(写真5)
写真6:ミツバチの分封
ミツバチの分封(写真6)

民有地にあるスズメバチの巣の撤去については、区・環境課へご相談ください。
ご連絡は所有者・管理者の方が巣の大きさ・形などを確認のうえ、お願いします。

環境課 「有害鳥獣等相談110番」 電話:03-5307-0665 平日午前8時30分から午後5時まで

なお、公共施設敷地内(公園など)にある巣については各管理者にご相談ください。

 

このページに関するお問い合わせ

環境部環境課生活環境担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-3312-2316