区民健康診査
(申し込みが不要な場合があります。下の「新規申し込み方法」をご一読ください。)
早期受診について
毎年、区民健診は特定の時期、特定の医療機関に予約が集中しています。年度の前半は比較的余裕があり、年度の後半が混雑する傾向です。特に、10月以降はインフルエンザの予防接種や風邪などの流行により、医療機関の繁忙期になります。そのため、医療機関の予約が取れず、健診を年度中に受けられないことがあります。
受診券を受け取ったら、できるだけ早期に予約をとり、受診してください。
- 10月以降、非常に混み合います。比較的空いている6月から9月の受診をご検討ください。
- 医療機関によっては6月から9月でも予約が取れない場合があります。
杉並区の区民健診は限られた医療資源の中で実施しています。体調不良等のやむを得ない場合を除き、健診当日のキャンセルはお控えください。皆さんのご協力をお願いします。
区民健康診査について
健康の維持・増進には、適度な運動や健全な食生活とともに、健康状態をチェックすることが大切です。健康づくり、生活習慣の改善に区民健診をお役立てください。
健診は定期的に受診することが重要です。健診の受診を控えることは、健康上のリスクの早期発見の機会を逃してしまう可能性があります。
対象要件により(1)成人等健診(2)国保特定健診(3)後期高齢者健診に分かれます。
対象年齢は、令和6年度(令和6年4月1日から令和7年3月31日)中に誕生日を迎えた満年齢です。
区が実施する区民健康診査・区がん検診と人間ドックとの併用について
令和元年度から、区が実施する区民健康診査及び区がん検診と医療機関が実施する人間ドックの併用はできません。主な理由は以下のとおりです。
- 区民健康診査は、生活習慣病の該当者等を把握するとともに、保健指導が必要な方を的確に抽出するための検査項目になっているため。
- 区のがん検診は、がんによる死亡を免れることが科学的に証明されている検診方法で実施しているため。
- 一方、人間ドックは、医療機関により任意に提供されるもので、研究段階であったり、健診としての有効性が確認されていないなどの検査項目が含まれていることがあり、明確に区別して実施する必要があるため。
- 検査を受けた方に不利益が発生した際に何の検査に起因したものか特定するため。
- 平成30年度、区内医療機関が実施した区肺がん検診で陰影の見落としがあったことにより設置した肺がん検診外部検証等委員会から、「区が実施する区民健康診査及び区がん検診と医療機関が実施する人間ドックは、分離して実施すべきものである」との答申を受けているため。
区民健康診査
(1)成人等健診
- 対象者
-
- 30~39歳で職場等で健診を受ける機会がない区民
- 40歳以上で生活保護または中国残留邦人等の生活支援給付を受給されている区民
-
受診期間
(休診日を除く) -
令和6年6月1日~令和7年2月15日
- 費用
-
無料
健診内容については、下記「検査項目」をご覧ください。
【注意】
- 受診日当日、杉並区に住民登録のある方が対象です。転出した方は受診できません。
- 受診期間は上記のとおりです。令和7年2月15日を過ぎると令和6年度の区民健診は受診できません。
(2)国保特定健診
- 対象者
-
40~74歳で、杉並区国民健康保険に加入している区民
-
受診期間
(休診日を除く) -
令和6年6月1日~令和7年2月15日
- 費用
-
無料(追加健診項目の一部は有料)
健診内容については、下記「検査項目」をご覧ください。
【注意】
- 受診日当日、杉並区国民健康保険に加入している方が対象です。職場の健康保険に加入した時や、転出した方は受診できません。
- 受診期間は上記のとおりです。令和7年2月15日を過ぎると令和6年度の区民健診は受診できません。
- 長期入院中の方、特別養護老人ホーム、養護老人ホームなどの施設に入所している方は区民健診の受診対象になりません。
- 杉並区国民健康保険以外の医療保険に加入の方は、各医療保険者(健康保険組合・協会けんぽ・国保組合など)が実施する特定健診を受診してください。ご不明な点は、各医療保険者または事業所等にご確認ください。
(3)後期高齢者健診
- 対象者
-
後期高齢者医療制度に加入している区民
- 受診期間
(休診日を除く) -
令和6年6月1日~令和7年2月15日
- 費用
- 無料(追加健診項目の一部は有料)
健診内容については、下記「検査項目」をご覧ください。
【注意】
- 受診日当日、後期高齢者医療制度に加入している方が対象です。資格のない方や転出した方は受診できません。
- 受診期間は上記のとおりです。令和7年2月15日を過ぎると令和6年度の区民健診は受診できません。
- 長期入院中の方、特別養護老人ホーム、養護老人ホームなどの施設に入所している方は区民健診の受診対象になりません。
実施場所
【令和6年度 杉並区区民健康診査・がん検診 実施医療機関一覧表】をご覧ください。
実施医療機関は変更になる場合があります。受診の前に必ず電話等で医療機関に確認してください。
検査項目
基本検査項目(全員に実施) 無料
- 問診
- 身体測定(身長・体重・腹囲・BMI)
- 理学的検査(視診・聴診等)
- 血圧測定
- 尿検査(糖・たん白・潜血)
- 血液検査(HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ‐GT(γ‐GTP)、血糖値、HbA1c(NGSP値)、尿酸)
詳細な健診項目 無料
国が定める実施基準に該当する方、もしくは医師が必要と認めた場合に実施
- 貧血検査
- 心電図検査
- 血清クレアチニン検査
国が定める実施基準に該当する方で、医師が必要と認めた場合に実施
眼底検査
眼底の血管を観察し、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病による病変を検査します。目の病気を発見するための検査ではありません。
【注意】
- 現在、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、虚血性心疾患、脳血管疾患等により、病院で治療中の方は受診する必要はありません。
- 国が定める実施基準は以下のリンク先をご参照ください。
追加健診項目(希望する方に実施)
区民健康診査を予約する際に医療機関にお申し込みください。
対象年齢は、令和6年度(令和6年4月1日から令和7年3月31日)中に誕生日を迎えた満年齢です。
肺がん検診
対象:40歳以上の方
費用:500円(65歳以上の方、40歳以上の成人等健診対象者:無料)
令和2年度より杉並区が実施する胸部X線検査は、肺がん検診として実施しています。肺がん検診は肺がんだけでなく、肺結核や肺疾患、循環器疾患等の判定も含まれています。
【注意】国の定める結核定期健診は、肺がん検診で兼ねるため、65歳以上の方は必ず肺がん検診を受診してください。
- 大腸がん検診
対象:40歳以上の方
費用:200円(40歳以上の成人等健診対象者:無料) - 肝炎ウイルス検査
対象:過去に肝炎ウイルス検査を受診したことがない方
費用:無料
前立腺がん検査は国の指針に位置付けられていないことから令和2年度をもって終了しました。詳しくは以下のリンク先をご参照ください。
受診方法
- 区民健康診査の書類が届きます
A4版程度の封筒の中に、受診券、受診票、お知らせ、医療機関一覧が入っています。 - 医療機関に健診の予約をしてください
同封の「区民健康診査実施医療機関一覧表」から医療機関を選んで予約します。
杉並区以外に中野区、世田谷区、練馬区の一部の医療機関でも受診できます。実施医療機関については杉並保健所健康推進課へお問い合わせください。 - 問診票(A3版の3枚複写の用紙の表紙裏面)をご記入ください
(1)健康診査問診票(太枠の中全て)、(2)大腸がん検診問診票(40歳以上で希望する方のみ)、(3)肝炎ウイルス検査問診票(対象となる方で希望する方のみ) - 受診票(A3版の複写の用紙)を記入してください
受診票に記載された注意事項をお読みのうえ、氏名、フリガナ、生年月日、住所、電話番号をご記入ください。 - 予約した日時に、必要書類をもって医療機関へ
健診当日は、受診券、問診票、受診票、保険証(または保険証利用登録済みのマイナンバーカード)(生活保護受給者等を除く)をお持ちになり、医療機関の窓口に提出してください。(がん検診も同日に受診される場合は、がん検診受診券シールもお持ちください。)
受診日当日は、血液検査の精度を高めるため、受診前10時間以上は水以外の飲食物を摂取しないでください(最低でも食事開始後3.5時間以上経過しないと受診できませんのでご注意ください)。詳しくは健診を受ける医療機関にご確認ください(医師から食事や薬の服用等の指示を受けている方は、その指示に従ってください)。
- 追加健診項目を受診希望の方は、予約時に医療機関にお申し込みください。
費用は受診される際、医療機関の窓口でお支払いください。 - 生活保護または中国残留邦人等の生活支援給付を受給されている方は、費用が無料となります。
受診券に、「無料」が表示されていますのでご確認ください。該当の方で受診券に「無料」の表示がない場合は、受診する前に杉並保健所健康推進課へお問い合わせください。
健診結果
健診結果は、受診した医療機関の医師による対面説明を受けてください。他の医療機関では説明を受けることはできません。
また、健診結果の用紙は大切に保管してください。区からは、健診結果は送りません。
【特定保健指導】
国保特定健診を受けた方(40歳~74歳)は、後日、健診結果とあわせて受診者全員に情報提供がおこなわれます。また、生活習慣病のリスクがあると判断された方は、リスクのレベルに応じて特定保健指導が実施されます。
詳しくは「国保特定健康診査・特定保健指導(国民健康保険)」のページをご覧ください。
新規申し込み方法
区民健康診査の対象者の方は、原則、お申し込みは必要ありません。受診券を自動発送します。
ただし、30~39歳の成人等健診対象者(杉並区国民健康保険加入者及び生活保護または中国残留邦人等の生活支援給付受給者は除く)で、令和3年度から令和5年度中に一度も区民健康診査を受診していない方はお申し込みが必要です。
(注)成人等健診、国保特定健診と後期高齢者健診の対象者で令和7年1月以降に杉並区に転入された方(転入前に住んでいた自治体で健診を受けた方は除く)及び杉並区国民健康保険または後期高齢者医療制度等に新たに加入し、令和7年1月以降に健診の対象になった方は、杉並保健所健康推進課にお問い合わせください。
受診を希望される方は、インターネット(電子申請)、はがき(1人1枚)、杉並保健所健康推進課窓口のいずれかでお申し込みください。電話での新規申し込みは受け付けしていませんので、ご注意ください。(紛失等による再発行のみ電話で受け付け可能です。)
【最終締め切り(必着):令和7年1月31日】
インターネット(電子申請)
以下の「成人等健診申し込み」にアクセスし、必要事項を入力します。
このサービスは、東京都と都内の市区町村が共同運営する東京電子自治体共同運営協議会の「東京共同電子申請・届出サービス」を利用して実施しています。
サービスが利用可能なパソコン・スマートフォンの動作環境、ブラウザの設定等については「動作環境」をご確認ください。
はがき
「区民健診希望」と明記の上、必要事項を記入し、健康推進課健診係まで送付ください。はがきは1人につき1枚必要です。
下記の【成人等健診申込書 記入例】を印刷して、必要事項を記入してはがきに貼ったものでもお申し込みいただけます。
送付先
〒167-0051 杉並区荻窪5丁目20番1号 杉並保健所健康推進課健診係
記載事項
- 郵便番号、住所
- 氏名(フリガナ)
- 生年月日
- 年齢(令和6年度中に誕生日を迎えた満年齢)
- 性別
- 電話番号
- 「区民健診希望」と明記
窓口
杉並保健所2階健康推進課(杉並区荻窪5丁目20番1号)へ本人確認ができるもの(保険証・運転免許証・マイナンバーカード等)を持ってお越しください(平日午前8時30分から午後5時まで)。
関連情報
PDFファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方は、アドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウで開きます)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
杉並保健所健康推進課健診係
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1015(直通) ファクス:03-3391-1377