待機児童解消緊急対策の結果

 

ページ番号1033279  更新日 平成29年6月1日 印刷 

認可保育所の定員数と整備率

グラフ認可保育所の定員数と整備率の推移 28年4月は定員数7,315名、整備率30%、23区中20位。29年4月は定員数9,252名、整備率37.3%、23区中12位。

都内最大規模の保育施設整備を進めた結果、28年4月に30.0%だった認可保育所整備率(就学前児童人口に対する認可保育所定員数の割合)は7ポイント以上上昇し、23区中の順位も20位から12位にまで改善しました。

認可保育所等入所率

グラフ認可保育所等入所率の推移 27年4月は53.3%、28年4月は52.5%でしたが、29年4月は70.5%となりました。申込者数が前年より増えたのに入所率が上昇しました。

認可保育所等の施設に入所することができた方の割合(入所率)はここ数年50%を少し超える程度でしたが、29年4月の入所率は入所申込者数が前年比480名以上増えたにもかかわらず、70.5%に上昇しました。

認可保育所等入所率=認可保育所等入所者÷(入所申込者-取り下げ者等)
認可保育所等とは、認可保育所、家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業

待機児童数

グラフ杉並区待機児童数の推移 平成25年は285名、平成26年は116名、平成27年は42名、平成28年4は136名、さらに平成29年4月の予測値では500名を超える見込みとなっていましたが、29年4月の実際の待機児童数は29名となりました。

緊急対策を講じたことで、29年4月に想定された500名以上の待機児童の発生という危機的状況は回避することができました。しかし29年4月の待機児童数は29名となり、結果として待機児童の解消には至りませんでした。区では入所希望に沿えなかった方の状況をしっかりと把握し、今後の待機児童対策に活かしていきます。

「待機児童」って何だろう

質問する なみすけのイラスト

  • 保護者が認可保育所などの保育施設に入所申し込みをしたにもかかわらず、利用ができない状態のことをいいます。しかし、これまでの国の待機児童の定義は育児休業中の方を含めるか含めないかを自治体ごとに決められるなど、「待機児童数」の数え方は各自治体によってまちまちでした。
  • そこで、区では25年度から国が定める定義での待機児童数とは別に、育児休業を延長した方や、求職中のひとり親家庭を含めるなど、より実態に応じた「区定義」の待機児童数を算定しています。29年4月1日の「29名」は区定義での待機児童数になります。(これまでの国定義では5名)。

 

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待機児童解消対策本部(子ども家庭部保育課)
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)