緊急事態宣言をしなければならない事態を招いたのは、区がこれまで整備を怠ってきたからではないですか。

 

ページ番号1029333  更新日 平成29年6月1日 印刷 

回答

待機児童対策は、突然始めたものではなく、これまでも保育施設の整備は行ってきました。

  • 待機児童の解消は、かねてからの区の重要な課題であり、待機児童ゼロの達成にむけて保育所の整備を進め、ここ数年間、待機児童数は減少してきていましたが、今年4月の待機児童は136名と昨年から大きく増加してしまいました。
  • この要因としては、子育て世代の女性が減少しているにも関わらず、生まれてくる子どもの数が予測を上回るペースで増加していることや、働く女性の増加が続いていることなどが挙げられます。また、民間事業者による提案を中心とした施設整備手法にも限界があり、このままいくと来年4月の待機児童は500名を超える予想となりました。
  • こうした状況を受け、緊急事態を宣言して、広く区民に理解と協力を求め、これまでにない規模と手法で保育施設を緊急整備することにしたものです。

保育施設定員数の推移 平成25年4月定員数7,118名うち認可定員数5,531名 平成26年4月定員数8,037名うち認可定員数6,039名 平成27年4月定員数8,997名うち認可定員数6,800名 平成28年4月定員数9,709名うち認可定員数7,315名 3年間で定員数2,591名増うち認可定員数1,784名増

 

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