小中学校の余裕教室を活用して保育施設を整備すべきと考えますが、いかがでしょうか。

 

ページ番号1029351  更新日 平成29年6月1日 印刷 

回答

学校施設を保育施設に転用する場合、乳幼児の安全面の配慮等から、校舎の1階部分に一定のまとまりのあるスペース及び専用の出入口等が必要となりますが、各小中学校の実態から、直ちにそうしたスペースを確保することは難しい状況です。

各学校施設のレイアウトは一律ではありませんが、基本的に、校舎の1階部分には、安全管理上の観点から、校長室・職員室・事務室・保健室等の管理諸室のほか、低学年の普通教室があり、認可保育所に転用可能な一定のまとまりのあるスペース(60名の認可保育所を確保するために必要な延べ床面積はおおよそ600平方メートル)を確保することは難しい状況にあります。

このため、学校施設の転用が難しい中で、地域における保育需要の動向等を踏まえながら、改めて学校敷地(校庭等)の一部活用の可能性を検討していきます。

なお、各階に点在する余裕教室は、少人数指導やグループ・個別指導等のさまざまな教育活動をはじめ、地域開放会議室や学校防災倉庫などに有効活用しています。これらの余裕教室の一部は、今後、児童生徒数の増加に伴う普通教室や全校に設置する特別支援教室等の新たなニーズに対応するスペースとして活用していく考えです。

 

このページに関するお問い合わせ

待機児童解消緊急対策本部(子ども家庭部保育課)
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)