旧永福南小学校の校舎を改修すれば、保育所が整備できるのではないですか。
回答
平成31年4月開設を目途に、当該用地の一部に保育施設を整備することといたしました。
旧永福南小学校の跡地については、校庭部分に特別養護老人ホーム(重度の身体障害者が入所する施設を併設)を整備するとともに、既存の体育館を改修し、老朽化し改築が必要な近隣の永福体育館に転用することとしております。
特別養護老人ホーム等については、区が社会福祉法人に用地を貸付け、法人が建物を建設しますので、小学校跡地全体のうち、特別養護老人ホーム等の建設に必要な面積を敷地分割することとしました。現在、本年10月の着工に向け設計等を進めているところです。
また、残りの敷地を使い体育館に転用しますが、当該用地は建ぺい率40%、容積率80%の第一種低層住居専用地域であるため、既存校舎全体をそのまま残してしまうと、建築基準法に抵触することとなります。したがって、区では、既存校舎の西側部分を改修して体育館に転用し、東側部分は解体することで適法な状態を維持することとしております。
こうすることで、統合後の学校跡地を有効に活用できるとともに、現永福体育館の用地を、保育施設をはじめとした他用途に活用することも可能となります。
なお、今後も、保育需要は増加することが見込まれ、相当数の施設整備が不可欠な状況であることから、跡地を最大限に有効活用する方法を再検討した結果、平成31年4月開設を目途に、当該用地の一部に保育施設を整備することといたしました。
このページに関するお問い合わせ
待機児童解消緊急対策本部(子ども家庭部保育課)
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)