みどりのベルトづくり
「みどりのベルトづくり」とは
公園や道路などの「公共のみどり」と「家の前のみどり」をベルトのようにつなげる取り組みです。みどりをつなげることで、潤いのある美しいまちなみの形成やみどりをきっかけとしたコミュニティーの形成等の効果が期待されます。
どんな良いことがあるの?
みどりのベルトづくり推進地区に指定されると、区からの植物や資材の提供と緑化助成制度の条件緩和が受けられます。
1.区から植物や資材を提供
区と協定を結ぶことで、みどりのベルトをつくるための植物や資材を提供します。提供するものは住民の方と話し合い、地域の緑化イメージに合ったものにします。
2.緑化助成制度の条件を緩和
- 接道部緑化助成では、接道部において延長2メートル以上、奥行き2メートル以下の範囲が対象のところを、延長1メートル以上、奥行き6メートル以下から助成できるようになります。
- 屋上・壁面緑化助成では、緑化面積が3平方メートル以上が対象のところを、1平方メートル以上から助成できるようになります。
- 助成にはその他条件がありますので、みどりの事業係までご相談ください。
みどりのベルトができるまで
1.候補地区の選定
ベルト状にみどりをつなげるには、ある程度の大きな範囲で、みどりを増やす取り組みをしてくれる仲間が必要です。また、幹線道路や河川など骨格となるみどりのベルトに接していることも必要です。みどりのベルトづくりに興味がある!という方は、下記の連絡先までご連絡ください。
2.推進地区に指定
みどりのベルト事業を進めるには、区が「推進地区」に指定する必要があります。実際に現場を見ながら検討し、地域の方と話し合った上で、推進地区に指定します。
3.区と協定をむすぶ
推進地区に指定されたら、近隣でみどりのベルトづくりに協力してくれる仲間を集めます。3人以上集まったら、区と簡単な約束(協定)を結びます。区は協定を結んだグループに植物や資材を提供し、みんなでみどりを楽しむお手伝いをします。同時に、みどりをつくる際のルールづくりや、イメージづくりのお手伝いもします。
4.みどりをつくる
ルール作りやイメージがまとまったら、それに合った植物や資材を提供します。植え付けが難しいものでなく、みなさんでできるものにします。
5.みどりをつなげる
1つできたら、次はお隣さん、お向かいさんというように、みどりをつなげる仲間を増やします。すると、公園や学校、街路樹などのまちのみどりとつながって、みどりのベルトは広がります。まちのために!なんて肩肘張らなくとも、自分のための取り組みが大切です。
みどりのベルトづくり推進地区
現在、杉並区には、2つのみどりのベルトづくり推進地区があります。
みどりのベルトづくり高円寺推進地区
高円寺南2・4丁目、3丁目の一部、高円寺北2丁目の一部
みどりのベルトづくり堀ノ内推進地区
堀ノ内2・3丁目、松ノ木2・3丁目、梅里1・2丁目
このページに関するお問い合わせ
都市整備部みどり公園課みどりの計画係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表) ファクス:03-5307-0697