杉並らしいみどりの保全地区

杉並区緑地保全方針

区では杉並の原風景といえる屋敷林や農地といった民有地のみどりを重点的に保全するため、平成26年9月に「杉並区緑地保全方針」を策定しました。屋敷林・農地の保全を図り、周辺のみどりと相互につなげる効果的な取り組みを行うことで、杉並らしい風景を後世にのこし、いつまでも暮らしやすい魅力ある「みどりの住宅都市　杉並」の実現を目指します。

杉並らしいみどりの保全地区

本方針では「杉並らしいみどりの保全地区」を10ヵ所選定し、所有者の意向を把握しながら、具体的なみどりの保全に取り組んでいきます。また、保全地区以外の区内に点在する屋敷林・農地についても区民・地域と連携をして守っていきます。

• 井草2・3丁目地区
• 井草5丁目地区
• 下井草2・3丁目地区
• 下井草4・5丁目地区
• 上井草3・4丁目地区
• 清水1・2・3丁目地区
• 阿佐谷北1・5丁目地区
• 南荻窪2・3丁目地区
• 荻窪1丁目・成田西3丁目地区（モデル地区）
• 上高井戸1・2丁目地区

• 杉並らしいみどりの保全地区 位置図 （PDF 580.8KB）

選定基準

• みどりの顕彰表彰屋敷林（注）を中心とした、杉並の原風景が残る屋敷林と農地が一団として残る場所を含む地区
• 鉄道駅に近くに残る希少な、みどりの顕彰表彰屋敷林が集積した場所を含む地区

（注）みどりの顕彰表彰屋敷林：杉並区みどりの基本計画に基づき、平成24年度に実施した顕彰。杉並の屋敷林を後世にのこしていくことを目的とし、区内20ヵ所の屋敷林が表彰対象に選ばれた。