5 医王寺 【寺院】(上高井戸1丁目27番15号)

 

ページ番号1007909  更新日 平成28年1月18日 印刷 

この寺は明星山遍照院医王寺といいます。寺伝によると、承和元年(834)弘法大師が東国を巡行した際、箱根山で彫った薬師如来像を海星和尚がここ上高井戸に草庵を建て、本尊として安置したといわれています。また本堂は西に向いており、一名西向茅野薬師ともいわれます。
墓地から出た板碑の中に、文和5年(1356)と応永7年(1400)のものなどがあり、開山の古さを物語っています。
江戸時代以降、この寺が「おめだま薬師」「眼病にきく薬師様」といわれ、寺の境内に毎月12日、“十二日市”という市が開かれ、現在では毎年10月12日「おめだま薬師大護摩供」が修行されて参詣者でにぎわっています。また旧境内の薬師の池は湧水であったので渇水することがなく、また眼病平癒のため放した魚が一眼になるという伝説があります。
明治の初め廃寺になりましたが、本堂は高井戸学校の前身であった高泉学校の仮校舎として使用されました。薬師堂だけは関東大震災の大正12年(1923)まで、現在地より南側の甲州街道に面したところに残っていました。その後大正13年、今の場所に再興しました。

昭和54年2月1日

 

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