8 天神社 【神社】(高井戸西1丁目7番2号)

 

ページ番号1007969  更新日 平成28年1月18日 印刷 

この神社は旧上高井戸村の鎮守で、祭神は面足之命、惶根之命です。明治以前は第六天神と呼ばれていました。
創立年代は詳らかでありませんが、鎌倉時代の頃ではといわれています。天保年間(1830~1843)には本殿、拝殿が焼失してしまい、しばらく仮殿がありましたが、安政3年(1856)に現在の本殿ができ、最近更に中央高速道路新設にともない、鉄筋の覆殿が昭和50年にできました。
明治以前の祭日は11月22日で、宵宮になると農作業を終えた近所の人たちが、当番制で5人ずつ拝殿にこもり、お神酒を飲みながら世間話に興じ夜を明かしたということです。この「おこもり」の風習も昭和40年頃には途絶えてしまいました。また昭和の初め頃まで「雨乞い神楽」がありました。これはお祭りをすると必ず雨が降ると言伝えられていたため、日でりが続くとお祭りをして神楽を奉納しました。

昭和54年2月1日

 

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