22 松林寺 【寺院】(高井戸東3丁目34番2号)

 

ページ番号1007970  更新日 平成28年1月18日 印刷 

柏邑山松林寺は、曹洞宗の寺で、千手観音像を本尊とし、閻魔王像も安置されています。
文禄2年(1593)、中野成願寺5世葉山宗朔によって開創され、開基正林寿慶庵主の名に因んで「正林寺」と称していました。しかし、正徳3年(1713)、4世竜光の代に寺名を「松林寺」と改めています。その頃は、当寺の周辺に松がとくに多かったからだといわれます。また、開創時の当寺は、小字堂の上・堂の下・寺前と称された辺り(現堂ノ下橋北側)にありましたが、程なく現在地(旧小字正用)に移ったと伝えられています。
文化財としては、室町中期の板碑をはじめ江戸初・中期の庚申塔・地蔵石塔・観音石像など多くが保存されています。
なお、当寺は、大正3年田端(現成田西三丁目)にあった同宗の全福寺を合併しています。

昭和55年2月20日

 

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