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身近な文化財を見に行こう!
目次
文化財・史跡から、杉並の歴史を知る
区内には、有形・無形のさまざまな文化財が残っています。今号では、杉並の歴史・文化を感じられる文化財・史跡などを紹介します。文化と触れ合い、杉並の魅力を再発見してみませんか?
- 区の歴史・文化財などの詳細:歴史・文化財
- 表紙撮影協力:堀之内妙法寺
優れた意匠の数々。大切に保存されてきた文化のカタチ!
祖師堂・仁王門など文化財の宝庫
堀之内妙法寺

住所:杉並区堀ノ内3-48-8 電話:03-3313-6241
江戸の庶民に親しまれ、浮世絵・川柳・落語などの画材・題材として多く描かれた寺院です。江戸時代から初詣・節分会などには参詣者で賑わい、その様子は歌川広重の浮世絵「江戸名勝図会『堀之内妙法寺』」などにも描かれています。区内の村々を鷹場とした徳川将軍家も、たびたび訪れました。
国指定重要文化財 妙法寺鉄門

鹿鳴館など数々の有名建築を手がけ、日本の近代建築の父とも呼ばれる英国人のジョサイア・コンドルが設計し、明治11年に建造されました。扉は西洋の伝統的なデザインであるアカンサスを用いた文様で、扉上には日本古来からの瑞鳥である鳳凰を冠し、門の下部には獅子があしらわれるなど意匠を凝らしています。
お寺で寄席?堀之内寄席
毎月23日に境内で落語会を開催しています。
歴史・伝統を笑いでお届けします。
今年の干支「午(うま)年」の記念参拝にも!
馬橋稲荷神社
- 住所:杉並区阿佐谷南2-4-4
- 電話:03-3311-8588
旧馬橋村の鎮守社で鎌倉時代の創建といわれています。住居表示改正により、馬橋の地名が消失することを惜しみ、社名を「馬橋稲荷神社」と改称しました。大正11年の平和記念東京博覧会に出品された大正期の高い技術が光るみこしは、9月の例大祭などで見ることできます。

昭和7年、杉並村が東京市に編入されたことを記念して奉納されました。昇龍・降龍の姿が彫り出された鳥居は珍しく、品川神社・高円寺内稲荷社の鳥居と合わせて、東京三鳥居と呼ばれています。
その時代の暮らしへタイムスリップ!
塚山公園

- 住所:杉並区下高井戸5-23-12
- 電話:03-3302-8989
区指定史跡
縄文時代の遺跡を保存した公園として整備され、同時代中期の竪穴住居跡を基に復元した住居で、縄文土器のレプリカなどを展示しています。建物内では、当時の生活の様子を見ることができます。
農福連携農園

- 住所:杉並区井草3-19-23
- 時間:月曜日~金曜日 午後2時~4時、土曜日 午前10時~午後3時
- 電話:03-5303-9835
管理棟は、上井草にあった江戸時代中期建築の農家だった古民家を移築整備した建物です。柱・梁(はり)・建具はそのまま活用し、建物内では区内の農家などが実際に使っていた農具などを展示しています。
古代からの聖域。源氏伝説ゆかりの場所が区内に点在!
大宮八幡宮

住所:杉並区大宮2-3-1 電話:03-3311-0105
鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の先祖である源頼義の、奥州征伐凱旋(がいせん)時に創建されたと伝わる旧和田村の鎮守社です。境内から発見された、弥生時代後期の集落の有力者の墓から出土した遺物を展示しています。また、樹齢を重ねた大樹が点在する社叢(しゃそう)(神社の森)は、都天然記念物に指定されています。そのほか、豊臣秀吉の制令を記した制札・力石・狛犬などの区指定文化財があります。
ご利益あるかも!?幸福撫(な)でがえる
境内の清涼殿付近にある石は、願いを込めてなでると幸せが返ってくるといわれています。
尾崎(おさき)熊野神社

- 住所:杉並区成田西3-9-5
- 電話:03-3311-0105
古い地名である尾崎には、源頼義が奥州征伐時にこの地で見た、源氏の旗である白幡のような雲の尾のあたりを尾崎と名付けたという説があります。御神木のクロマツの大木は樹齢約400~500年といわれ、区天然記念物に指定されています。
井草八幡宮

- 住所:杉並区善福寺1-33-1
- 電話:03-3399-8133
明治時代まで井草のかつての地名から遲野井(おそのい)八幡宮とも呼ばれていた、旧上・下井草村の鎮守社です。「遲野井」の名は、源頼朝が奥州征伐時にこの地で宿陣し井戸を掘らせたところ、水の出が遅かったことから名付けられたといわれています。
高円寺氷川神社

住所:杉並区高円寺南4-44-19 電話:03-3314-4147
源頼朝が奥州征伐時に立ち寄った旧高円寺村に社殿を建立させたとも、その家臣がこの地にとどまり埼玉県大宮市の氷川神社を祭って社殿を建立したのが起源ともいわれています。江戸時代には、旧高円寺村の鎮守社として農民の信仰を集めていました。
日本唯一の天気の神社!気象神社

戦時中、大日本帝国陸軍の気象部内に祭られていたものが、戦後に当社の境内に移されました。軍にとって気象条件は大事な要素であったため、気象観測員の心のよりどころとされていました。
知っていますか?その地名に歴史あり!
- 杉並
江戸時代初期、成宗村・田端村の領主が、領地の境界の印として青梅街道に沿って植えた杉並木があったことから、「杉並」の名が村名として採用され、さらには区名となって現在に至ります。
- 高円寺
室町期開創の寺院である髙圓寺(こうえんじ)に、鷹狩のためたびたび立ち寄った江戸幕府3代将軍・徳川家光が、小沢村と呼ばれていた村名を、寺の名から「高円寺村」と改めたといわれています。
- 高井戸
下高井戸4丁目にある宗源寺の不動堂がかつて高台にあったため「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸の地名の起源になったといわれています。
薩摩藩ゆかりの地が杉並に!?
大圓(だいえん)寺
- 住所:杉並区和泉3-52-18
- 電話:03-3321-1215
薩摩藩島津家の江戸での菩提(ぼだい)寺で、明治41年に港区芝より移転しました。境内にある薩摩藩戦死者墓は、戊辰戦争での戦死者の墓を大正時代に一つにまとめたもので、碑の下部に戦死者の名前が記されています。
CHECK!杉並区史跡散歩地図を配布しています!
区内の史跡散歩スポットを紹介しています。史跡散歩をしながら、区の歴史を感じてみませんか。郷土博物館などで配布しているほか、以下リンク先からもご覧になれます。