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更新日 : 2025年10月2日
【第2報】堀ノ内一丁目の家屋倒壊について(2025年10月2日)
目次
10月1日にお知らせした堀ノ内一丁目の家屋倒壊の事案について、10月2日時点の情報をお知らせいたします。
1 擁壁の概要
- 建設年:昭和43(1968)年(築57年)
- 材質:調査中
2 改善指導について
- 改善指導となる基準
本件に限らず、擁壁の場合は、亀裂やはらみなどの現地調査を行い、改善指導が必要と判断したものが対象となります。 - これまでの経過
区は、昭和59(1984)年に本件近くの別の擁壁の指導や調査を行う中で、当該擁壁に亀裂があることを把握しました。その後、毎年の現地調査のほか、所有者へ文書や対面での指導を行ってきました。
また、亀裂のモルタル補修は複数回行われていましたが、抜本的な安全対策は行われていない状況が続いていました。
令和6(2024)年10月の現地調査で亀裂が広がっていたため、安全上の問題があり、早期に対策が必要であるとの認識から、同月、改めて早期の改善に向けて指導しました。また、この時点で、近隣住民や通行人への注意喚起のため、区ではカラーコーンを設置しました。
令和7(2025)年9月24日に、所有者が区建築課を訪れ、擁壁の補強工事を行うと報告がありました。 - 所有者への改善指導
所有者との接触は、前所有者に12回、現所有者に6回行っています。このうち改善指導は、前所有者に8回、現所有者に3回、文書のほか対面等で行いました。 - 近隣住民等からの情報提供
令和3(2021)年9月に1件、令和6(2024)年10月に1件の計2件の情報提供が電話と窓口でありました。内容は「擁壁に亀裂があり崩れないか心配だ」というものでした。
3 倒壊の原因
宅地内の土の圧力により擁壁に生じていた亀裂が進行したため、擁壁の倒壊に至ったと考えられます。
4 がれき撤去、区有通路の状況
10月1日から区有通路は通行止めとしており、通行の安全が確保されるまでは継続いたします。
がれきの撤去については、10月2日時点で撤去日の見通しは立っていません。
5 区内の擁壁の緊急点検について
区が把握する擁壁のうち、まずは安全性に問題がある24件の緊急点検を、本日10月2日から開始し、明日10月3日までに行います。点検方法は、目視や亀裂の計測等により行います。
6 避難者(10月2日午後5時時点)
近隣住民の4世帯はご自宅に戻られました(1世帯は未確認)。
7 問い合わせ先
- 当該擁壁の指導改善及び緊急点検に関すること
都市整備部建築課
電話:03-3312-2111 (区役所代表) - 区有通路の通行止めに関すること
杉並土木事務所
電話:03-3315-4178 - 被災者支援に関すること
保健福祉部管理課
電話:03-3312-2111 (区役所代表)
8 関連情報
お問い合わせ先
総務部広報課報道係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-5307-0614
ファクス番号:03-3312-9911
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