ウェルファーム杉並

 

ページ番号1038928  更新日 令和6年4月1日 印刷 

ウェルファーム杉並 誰もが気軽に利用できる福祉と暮らしのサポート拠点

ウェルファーム杉並(Wellfirm Suginami)は、複合施設棟と特別養護老人ホーム棟の2つの建物からなる複合施設の愛称で、「誰もが気軽に利用できる福祉と暮らしのサポート拠点」がコンセプトです。

平成30年3~4月開設の複合施設棟と、令和3年度開設の特別養護老人ホーム棟を合わせてウェルファーム杉並になります。

愛称「ウェルファーム杉並」の由来
WellのWはWelfare(幸福、福祉)やWell-being(健康)、EはEverybody(誰もが)、LはLighthearted(気軽に)、最後のLはLife(生活、暮らし)の頭文字です。Firmは、しっかりと植え付けるといった意味のほか、医療チームという意味でも使われます。この2つの単語をつなげた造語で、誰もが気軽に利用できる区民の福祉と暮らしのサポート拠点としての施設をイメージしたものです。区民の方から応募いただいた愛称の中から決定しました。

ウェルファーム杉並の地図

  • 住所
    〒167-0032 杉並区天沼3丁目19番16号
  • 交通アクセス
    電車:JR中央線、東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」(北口)徒歩10分
    バス:関東バス(中村橋駅・荻窪駅北口間 荻06)、関東バス(練馬駅・荻窪駅北口間 荻07)で「ウェルファーム杉並」下車徒歩1分

(広報すぎなみ連載)福祉と暮らしのサポート拠点ウェルファーム杉並

ウェルファーム杉並は、区民の皆さんの生活を幅広く支えるための拠点として、複合施設棟が平成30年春にオープンしました。
この連載では、ウェルファーム杉並内の各組織が相互に連携を図りながら行っている相談対応の例を紹介します。

ウェルファーム杉並のコンセプト

誰もが気軽に利用できる区民の福祉と暮らしのサポート拠点

区内の在宅医療の推進や、区民が抱える困難な生活課題の解決を支援する在宅医療・生活支援センターをはじめ、区民の福祉や暮らしをサポートする施設・事業を集約し、相互の連携を図ることで、高齢者や障害(児)者、子どもなど、幅広く区民の生活を支える拠点としていきます。

ウェルファーム杉並の主な取り組み

1.福祉と暮らしの相談に応え、さまざまな活動や交流、集いの場を提供【複合施設棟】

外観写真
複合施設棟の外観写真

平成29年度まであんさんぶる荻窪にあった福祉事務所や消費者センターなどの移転に加え、新たに在宅医療・生活支援センターのほか、子育ての相談や乳幼児親子が気軽に集える場である子ども・子育てプラザ天沼などを設置。区民の生活を支え、多世代が利用できる、地域に開かれた施設とします。

複合施設棟内の施設

4階
  • 杉並区社会福祉協議会(杉並ボランティアセンター)
  • 児童発達相談係
  • 発達障害児相談担当
  • 杉並区更生保護サポートセンター
3階
  • 消費者センター
  • 在宅医療・生活支援センター
  • 杉並区成年後見センター
  • 基幹相談支援センター
2階
  • 杉並福祉事務所荻窪事務所
  • 杉並区社会福祉協議会
1階
  • 就労支援センター
  • 生活自立支援窓口「くらしのサポートステーション」
  • 子ども・子育てプラザ天沼

さまざまな問題が重なり、困っている世帯を丸ごとサポート

親の介護と育児を同時に行うダブルケアや認知症の親と障害のある子など、複数の生活課題を抱えた世帯が増加しています。こうした世帯を、各相談機関等が在宅医療・生活支援センターによる調整のもと、高齢者や障害者、子育てなどの分野に横串を刺すように、丸ごとサポートしていきます。

モデルケース 認知症の母親(80代)となんらかの障害が疑われる息子(50代)

支援計画に基づく支援で世帯を丸ごとサポートするイメージ画像

  • 母親(80代)
    認知症を患っていて、消費者被害を疑った知人が民生委員に相談した。
  • 息子(50代)
    他人とのコミュニケーションを取ることに難があり、働くことに不安を感じている。安定した収入も得られておらず、母親の介護保険サービスの利用を拒否している。

母親と息子の状況を把握した民生委員が、近くの相談機関に相談。
 ↓
相談機関は、在宅医療・生活支援センターに相談。在宅医療・生活支援センターは、母親と息子の支援内容を1つの計画にまとめ、その計画に基づき、関係機関が世帯を一体的に支援(右図参照)。
 ↓
母親は消費者被害を最小限に抑えることができ、成年後見人が付いた。息子は就労先が見つかり、安定した収入を得られることで生活の不安が軽減。母親の介護保険サービスの利用拒否もなくなった。

2.「地域の支え手」をサポート【複合施設棟】

地域人材のイメージ画像

さまざまな世代の支援が必要な方(世帯)が孤立しないよう、杉並区社会福祉協議会や杉並ボランティアセンター【4階】が、各種ボランティアをはじめとした「地域の支え手」となる地域人材をサポートします。
また、在宅医療・生活支援センターと杉並区社会福祉協議会の地域支援ネットワーク、杉並ボランティアセンターなどが連携して、地域での支えあいの活動を広げるための仕組みをつくります。

3.特別養護老人ホーム「フェニックス杉並」【特別養護老人ホーム棟】

区内最大級の入所者を受け入れるとともに、各室入居者の個別性を重視したユニットケアを行います。全室個室で10名~12名を1つの生活単位とする、ユニット型特別養護老人ホームです。
特養:180名、ショートステイ:36名、全室個室:18ユニット(1ユニット12名)

特別養護老人ホーム棟の併設施設

特別養護老人ホーム、診療所、訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護事業所等

医療及び介護を必要とする区民の皆さんが、住み慣れた地域で安心して生活を続けることができるよう、在宅医療・生活支援センター及びこれらの施設がそれぞれの機能を生かし、相互に連携協力していきます。


ウェルファーム杉並複合施設棟のご案内

【1階】くらしのサポートステーション(生活自立支援窓口)

2人の女子学生のイラスト

経済的なことや生活上のさまざまな不安、ひきこもりなど困りごとを抱えた方に寄り添いながら、解決に向けてサポートします。

お問い合わせ
くらしのサポートステーション 電話:03-3391-1751

【1階】就労支援センター

色とりどりの風船のイラスト

働きたい方のために、ハローワークと一体的に就労支援を行う施設です。働く自信を高める体験プログラムや、就労準備相談、職業紹介などを行い、応募・就職までをサポートします。就職後の相談もできます。

お問い合わせ
就労支援センター若者就労支援コーナー(すぎJOB) 電話: 03-3398-1136(直通)

【1階】子ども・子育てプラザ天沼

子ども・子育てプラザ天沼の写真

乳幼児を連れていつでも気軽に遊べ、ゆったりと過ごせる場です。また、子育てに関する講座や遊びのプログラムを実施するほか、各種サービスの情報提供と利用相談を行います。

お問い合わせ
子ども家庭部児童青少年課子ども・子育てプラザ天沼
電話:03-5335-7319(直通)
一時預かり専用電話:03-5335-9721(直通)

【2階】杉並福祉事務所荻窪事務所

空を見上げる男女のイラスト

生活にお困りの方などの相談支援や、生活保護受給者等への就労相談や求人情報の提供等を行います(ステップアップしごとコーナー)。

お問い合わせ
保健福祉部杉並福祉事務所荻窪事務所 電話:03-3398-9104

【2階】杉並区社会福祉協議会

肩車する親子のイラスト

子育てのお手伝い、判断力の十分でない方の年金の手続きや公共料金の支払いなど、生活上の心配事について一緒に考えサポートします。

お問い合わせ
社会福祉法人杉並区社会福祉協議会 電話: 03-5347-1010(直通)

【3階】在宅医療・生活支援センター

介護士と医師と車のイラスト

在宅療養生活をサポートするため、相談員が在宅医療に関するさまざまな相談をお受けします。
また、さまざまな問題が重なり、困っている世帯を関係機関が丸ごとサポートするための調整を図るほか、高齢者の虐待に係る通報(高齢者虐待110番)の窓口となっています。高齢者虐待は、地域包括支援センター(ケア24)と連携しながら支援を行います。

お問い合わせ
保健福祉部在宅医療・生活支援センター 電話:03-5335-7317(代表)
高齢者虐待110番 電話:03-5335-7306

【3階】杉並区成年後見センター

杖を突いている老人と子どものイラスト

認知症、知的障害、精神障害等で判断能力が十分でない方の権利擁護や成年後見制度に関する相談、成年後見申立ての手続きをサポートします。

お問い合わせ
杉並区成年後見センター 電話:03-5397-1551

【3階】消費者センター

空を見上げる男女のイラスト

契約上のトラブルなど、消費生活に関するさまざまな相談を専門の相談員が対応します。
また、各種講座の開催や、消費生活に関連する情報を提供します。

お問い合わせ
区民生活部管理課消費者センター 電話:03-3398-3141
相談専用電話:03-3398-3121(平日午前9時~午後4時)

【3階】基幹相談支援センター

障害のある方やご家族が、住み慣れた地域で安心して暮らせるように、相談支援体制の強化に取り組み、地域の相談支援の拠点として、相談機関のバックアップ(後方支援)を行っています。
また、障害者の虐待に係る通報の窓口となっています。

お問い合わせ
障害者施策課基幹相談支援センター 電話:03‐5335‐7672
障害者の虐待通報専用ダイヤル 電話:03‐5335‐7345

【4階】杉並ボランティアセンター(杉並区社会福祉協議会)

車いすに乗った人と押す人のイラスト

地域福祉活動の支援、ボランティア活動の支援、車いすの短期貸し出し、きずなサロンの運営支援、ボランティア保険の受け付けなどを行っています。

お問い合わせ
杉並区社会福祉協議会 電話:03-5347-1017
杉並ボランティアセンター 電話: 03-5347-3939(直通)

【4階】児童発達相談係

児童発達相談係では、「言葉が遅い」「友達とうまく遊べない」「歩き始めが遅い」など、乳幼児(未就学児)の発達についての相談を行っています。

お問い合わせ
杉並区児童発達相談係 電話:03-5335-7634

【4階】発達障害児相談担当

発達障害児相談担当では、療育手帳・身体障害者手帳をお持ちでない学齢期以降18歳までの福祉サービス(学齢期発達支援事業・放課後等デイサービス)の相談を行っています。

お問い合わせ
発達障害児相談担当 電話:03-5335-7634

【4階】杉並区更生保護サポートセンター

杉並区保護司会の保護司が常駐し、犯罪や非行防止に関する相談をお受けします。また、地域の方を対象とした犯罪や非行防止のセミナーなど地域の安全・安心を築くための催しを企画・開催します。

お問い合わせ
杉並区更生保護サポートセンター 電話:03-6276-9603

【地階】駐輪場・駐車場

駐輪場(無料。194台 施設用含む)

利用時間:午前8時~午後10時

子ども・子育てプラザ天沼を利用する方は1階東側の駐輪場・ベビーカー置き場をご利用ください。

駐車場(有料。16台)

利用時間:午前8時~午後10時

【地階には、災害備蓄倉庫もあります。】

駐車場・駐輪場に関するお問い合わせ
保健福祉部杉並福祉事務所荻窪事務所 電話:03-3398-9104

参考資料

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このページに関するお問い合わせ

このページの掲載内容については、上記の連絡先にお問い合わせください。

杉並区役所
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話:03-3312-2111(代表)