寒い冬こそ食中毒にご注意を(4年11月15日)

 

ページ番号1077441  更新日 令和4年11月15日 印刷 

都における3年度の12~2月の食中毒の発生件数は24件で、例年、12~2月の食中毒の発生件数が年間の約2割を占めているため、冬も引き続き食中毒予防が大切です。食中毒の知識を身に付け、しっかり対策をしましょう。

ノロウイルスなど少量で感染する食中毒菌・ウイルスに注意しましょう

冬場は気温が低いため夏場に比べると細菌が増えるスピードは緩やかです。しかし、少量で感染する細菌やウイルスは、食品に付いてしまうだけで食中毒を起こす可能性があります。手洗いを徹底し、食品は十分に加熱(加熱用の二枚貝は中心部を85℃~90℃で90秒以上)などの食中毒対策を行いましょう。

少量でも食中毒を起こす食中毒菌やウイルス

病原微生物 発症する細菌・ウイルス量 主な原因食品等

ノロウイルス

1人あたり100個以下

二枚貝、調理従事者
腸管出血性大腸菌 1人あたり10~100個 生肉、生野菜
カンピロバクター 1人あたり100個以上 鶏肉、鳥刺し

少量でも感染する食中毒を起こす食中毒菌やウイルスの特徴 

ノロウイルス

潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)は1日~2日です。症状は腹痛・下痢・おう吐です。発熱もしますが、多くは38℃以下です。原因食品は生カキなどの二枚貝ですが、ノロウイルスに感染した調理従事者から食品に移行する事例が多発しています。

腸管出血性大腸菌(O157・O111など)

潜伏期間が3日~5日と長いのが特徴です。主な症状は発熱・腹痛・下痢・おう吐などです。腸管出血性大腸菌には「ベロ毒素」という強力な毒素を作る性質があり、大腸の血管壁を破壊して出血を起こします。そのため激しい腹痛が起こり、血の混ざった下痢を繰り返すようになります。原因食品は、牛肉の生食や、二次汚染された野菜などがあります。

カンピロバクター

潜伏期間が2日~5日と長いのが特徴です。症状は、38℃以上の発熱・腹痛・下痢・おう吐です。下痢は水のような便で、血便を伴うこともあります。鶏・牛・豚の腸管内に分布しており、特に加熱不十分な鶏肉による食中毒が多発しています。鶏肉は内部までカンピロバクターに汚染されているため、中心部まで十分に加熱する必要があります。

食中毒予防の基本は、手洗いです。

手を洗っているなみすけの絵

手は、きれいに見えても汚れています。きちんと手を洗わないと、手に付いた細菌やウイルスが食べ物に付着して食中毒を起こすことがあります。
特にノロウイルス対策には、石けんを使ってよく手を洗い、ウイルスを手から物理的に落とすことが重要です。

手洗いのポイント 

  • 1度だけでなく、2度洗いすると、より効果的です。
  • 石けんをよく泡立てることで、細菌やウイルスを物理的に洗い落とすことができます。
  • 消毒用アルコールは、水気をよくふき取ってから使いましょう。

食品衛生歳末対策事業を実施します

歳末の時期は、贈答用、クリスマス用、正月用など多種多様の食品が短期間に大量に流通します。保健所では、これらの食品の衛生的な取り扱い、添加物の適正使用や適正表示を徹底するために、食品の検査や食品関係営業者に対する監視等を実施します。

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