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更新日 : 2025年11月15日

食中毒にご注意ください(2025年11月15日)

目次

冬も食中毒に注意が必要です。

食中毒に注意が必要な季節は、夏だけではありません。
ノロウイルス食中毒は、例年冬に増加する傾向があります。
令和6年のノロウイルス食中毒発生件数(全国)は、令和5年に比べて100件以上増加しており、今年の冬も注意が必要です。

食中毒統計資料より全国の発生件数の令和5年と6年の件数比較のグラフ

ノロウイルス食中毒の特徴

感染:ノロウイルスの感染力は強く、少量で感染します。食品では増殖せず、人の腸管内で増殖します。

発症:ノロウイルスに感染後、平均1~2日でおう吐、腹痛、下痢などを発症します。

原因:ノロウイルス食中毒は、ノロウイルスに汚染された生かきなどの二枚貝やノロウイルスに感染した人が調理した食品を食べることによって発生します。

ノロウイルス食中毒を予防するための4つのポイント

ノロウイルス食中毒(感染症も含む)を防ぐための4つのポイントを紹介します。

1 持ち込まない

調理する人がノロウイルスに感染していると、手で触れた食品がノロウイルスに汚染されてしまうことがあります。下痢やおう吐などの自覚症状がある場合には、食品の調理を控えるようにしましょう。

2 つけない

食品や食器、調理器具などにノロウイルスを付けないよう、手洗いを心がけましょう。
ノロウイルス食中毒の予防には、アルコール消毒の効果が薄いため、手に付いたウイルスを物理的に洗い落とすことが重要です。調理を始める前、トイレの後、帰宅後などに、石けんをよく泡立てて、手を洗いましょう。

できていますか 衛生的な手洗い(公益社団法人日本食品衛生協会作成) (PDF:1,205KB)

3 やっつける

ノロウイルスをやっつけるには、食品の中心の温度を85~90℃で90秒以上で加熱することが必要です。特に、生かきなどの二枚貝を食べる際には、中心部まで十分に加熱しましょう。
また、調理器具については、洗剤でよく洗った後に、熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう。

4 ひろげない

ノロウイルスは感染力が強く、おう吐物などを介して人から人に感染がひろがっていく場合もあります。
感染した人のおう吐物などの汚物の処理をする際には、使い捨て手袋やマスクを着用しましょう。また、塩素系漂白剤を薄めた消毒液を作り、食器やドアノブなどの消毒やおう吐物の処理に使用しましょう。

家庭でできるノロウイルス対策(PDF:3,135KB)

ノロウイルスに感染した場合には、症状が治まった後も通常1週間程度は感染した人の体内にウイルスが残っていることがあります。トイレやお風呂の使用、食品の調理などの際には、十分に注意しましょう。

お問い合わせ先

杉並保健所生活衛生課食品衛生担当

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号

電話番号:03-3391-1991

ファクス番号:03-3391-1926

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