現在位置: 杉並区公式ホームページ > お知らせ一覧 > 食中毒にならないために 気温や湿度が上がる季節は要注意!(2026年6月1日)

印刷

ここから本文です。

ページID : 25764

更新日 : 2026年6月1日

食中毒にならないために 気温や湿度が上がる季節は要注意!(2026年6月1日)

目次

気温や湿度が高くなる梅雨から夏にかけての季節は、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になり、食中毒が起こりやすくなります。
食中毒予防の知識を身に付け、しっかりと対策を行いましょう。

令和7年の細菌による食中毒の発生件数(全国)を示す月ごとの棒グラフ

令和7年の細菌による食中毒の発生件数を棒グラフで見ると、5月から発生件数が増加し、8月に一番多くなっています。

暑い時期、特に注意が必要な食中毒細菌

食中毒細菌の多くは、室温(20℃)で活発に増殖し始め、30℃~40℃で増殖のスピードが最も速くなります。ここでは、夏に注意が必要な食中毒細菌とその特徴を紹介します。

黄色ブドウ球菌

主な原因食品 手指を介して汚染された食品(おにぎり、弁当、サンドイッチ、生菓子など)
発症までの時間 1時間~5時間(平均3時間)
主な症状 激しい吐き気、嘔吐
予防のポイント

手指を洗浄・消毒しましょう。手指に傷や化膿があるときは、直接食品に触れることを避け、素手で調理しないようにしましょう。

腸炎ビブリオ

主な原因食品 魚介類の刺身、すし、二次汚染された食品
発症までの時間 8時間~24時間
主な症状 腹痛、下痢
予防のポイント

鮮魚介類は、調理前に真水(水道水)でよく洗いましょう。

刺身やすし等は、冷蔵庫で保管するなど温度管理に十分注意しましょう。

腸管出血性大腸菌(O157など)

主な原因食品 加熱不十分な肉料理、二次汚染された食品、生野菜類
発症までの時間 1日~14日(平均3日~5日)
主な症状 下痢、血便、吐き気、嘔吐。
乳幼児や小児、基礎疾患がある高齢者では溶血性尿毒症症候群(HUS)を引き起こす場合があります。
(注)溶血性尿毒症症候群(HUS):下痢が始まってから2週間以内に血小板の減少、溶血性貧血、急性腎不全などの症状が現れ、重症の場合には死に至ることもあるため、注意が必要です。
予防のポイント

肉は中心まで十分に加熱しましょう。生野菜はよく洗浄しましょう。

二次汚染を防ぐために、調理器具を使い分けましょう。手指を洗浄・消毒しましょう。

年間を通じて注意したい食中毒細菌

細菌による食中毒の中には、時期を問わず多数発生している食中毒があります。
その中で、特に注意が必要な食中毒細菌を紹介します。

カンピロバクター

主な原因食品 加熱不十分な鶏肉料理、二次汚染された食品
発症までの時間 2日~5日(平均2日~3日)
主な症状 腹痛、下痢(水様便)、発熱(平均38.3℃)。
ギランバレー症候群を引き起こす場合があります。
(注)ギランバレー症候群:カンピロバクターに感染してから1週間~3週間後、手足の麻痺や呼吸障害などの神経症状を発症し、重篤な場合には死に至ることもあるため、注意が必要です。
予防のポイント

肉は中心まで十分に加熱しましょう。

二次汚染を防ぐために、調理器具を使い分けましょう。手指を洗浄・消毒しましょう。

ウェルシュ菌

主な原因食品 大量に調理する食品(カレー、シチュー、煮物など)
発症までの時間 6時間~18時間(平均10時間)
主な症状 比較的軽い下痢、腹痛
予防のポイント 調理後は常温で放置せず、すぐに食べるようにしましょう。
再加熱するときは、空気に触れるようによくかき混ぜ、中心まで十分に加熱しましょう。

食品のテイクアウト等を利用するときのポイント

最近では、飲食店によるテイクアウトが定着してきました。また、飲食店の利用時にやむを得ず食べきれない場合に、食品ロス削減の観点から、食べ残しを持ち帰る取り組みも始まっています。
いずれの場合も、店内で食べるときと比べて、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、衛生的な取り扱いが必要です。食中毒細菌の増殖が活発となるこの季節、以下のポイントに注意しましょう。

  • 食品を持ち帰る際には、寄り道せず、すぐに帰宅しましょう。
  • 持ち帰ったら、すぐに食べましょう。すぐに食べない場合は、冷蔵庫で保管するなど、常温で放置しないようにしましょう。
  • 再加熱するときは、中心までしっかり加熱しましょう。

関連情報

食中毒予防の3原則(つけない、増やさない、やっつける)などの紹介動画をYouTube杉並区公式チャンネルで公開しています。

食品衛生夏期対策実施中

保健所では夏期における食中毒の発生を未然に防ぐために「食品衛生夏期対策事業」を実施しています。

お問い合わせ先

杉並保健所生活衛生課食品衛生担当

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号

電話番号:03-3391-1991

ファクス番号:03-3391-1926

お問い合わせフォーム

ここまでが本文です。