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更新日 : 2025年6月1日
あなたのまわりの虫対策(2025年6月1日)
目次
これから夏にかけて、さまざまな虫が発生し、不快な思いや直接被害に遭う機会が多くなります。
この時期、特に相談の多い虫の対処方法をご紹介します。
蚊
6月は東京都「蚊の発生防止強化月間」です
デング熱やジカウイルス感染症は、患者から血を吸った蚊が媒介します。蚊に刺されないよう予防対策に努めると同時に、次のことに留意して、蚊の発生をできるかぎり防ぎましょう。
蚊の発生を防ぎましょう
蚊は水たまりから発生します。卵から幼虫(ボウフラ)、サナギと変態して、成虫になります。夏場は条件が良ければ、卵から約12日で成虫になります。成虫になると、1カ月ほど生き、メスだけが次の産卵のために吸血します。(メスは吸血と産卵を3、4回繰り返します。)ボウフラは全て水の中で暮らしているので、水たまりをなくせば蚊は発生しません。次のようなものを片付け、清掃して、蚊の発生源となる水たまりを無くしましょう。水たまりが解消できない箇所についても、週1回以上水を入れ換えることで発生の予防ができます。
【発生源の例】
- 植木鉢の受け皿、バケツ、ジョウロ、庭の水槽等の水が溜まっている容器
- 空き缶や空き瓶、雨よけシート(ブルーシート)にたまった水等
蚊に刺されないために
- 長袖・長ズボンなどを着用し、肌の露出を少なくしましょう。
- 虫よけ剤の活用なども有効です。
- 草むらややぶは定期的に手入れをしましょう。
植木鉢の受け皿
植木鉢
ヒトスジシマカの成虫(国立感染症研究所)
毛虫(チャドクガ)
ツバキやサザンカなどの葉の裏側に年2回(初夏と秋)集団で発生します。幼虫・成虫とも毒針毛を持ち、皮膚を刺されると痛がゆく感じます。
【駆除方法】
群生している毛虫を発見したら、発生している葉を枝ごと切り落とし、地中に埋める方法や草焼きバーナーなどで焼き殺す方法があります。また、毒針毛の飛散を防ぐ毒針毛固着剤も市販されています。チャドクガは毒針毛が飛散しやすいので、十分注意してください。
チャドクガの幼虫の集団(農林水産技術情報協会)
チャドクガの成虫(農林水産技術情報協会)
ハチ
作物の花粉を受粉させ、害虫を食べるなど自然環境の中で重要な役割を持つ益虫です。巣を発見した場合は、必要に応じて次のように対処してください。
アシナガバチ
六角形の巣房が合わさっていてシャワーヘッドやハスの実のような形をしています。下の方から見ると巣穴がたくさん見えます。
アシナガバチの巣
【駆除方法】
用意するもの
- 手袋、白い長袖のシャツ(できるだけ肌の露出をなくす。)
- ハエや蚊、ゴキブリなど用のスプレー式の殺虫剤(巣が高い位置にある場合などは、遠くまで噴射できるハチ用殺虫剤)
夕方暗くなるとハチは巣に戻り、活動が抑えられます。この時間帯に、用意した殺虫剤を巣の斜め下から巣に向って噴霧します(風向きに注意し、全体にかかるように数秒間かけてください)。ハチは下に落ちてきますが、すぐには死なないため、巣に対して真下から行うと落下するハチに刺されることがありますので注意してください。翌日、巣にハチがいないことを確認してから、巣を取り除きます。
スズメバチ
- 初期の頃はトックリや一輪挿し、丸底フラスコを逆さにした形をしています。
スズメバチの巣(初期のとっくり型) - 大きくなるとボールのようにほぼ丸い形になり、下の方に穴が1つだけあります。また、縞模様がでてきます。
スズメバチの巣(後期のボール型)
【駆除方法】
民有地にスズメバチの巣にお困りの場合は、所有者または管理者の方から環境課生活環境担当(電話:03-5307-0665、月曜日~金曜日の午前8時30分~午後5時〔祝日、12月29日~1月3日を除く〕)へご相談ください。
お問い合わせ先
環境部環境課生活環境担当
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-3312-2111
ファクス番号:03-3312-2316
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