企画展「かわいい　おもしろい　親子で楽しむ物語絵」（郷土博物館）

イベント情報詳細

展示内容

日本では古くから、物語などの文学作品を言葉として鑑賞するだけでなく、絵に表現して目でも楽しんできました。その形態は絵巻物や冊子の挿絵など多岐にわたり、また内容も、『伊勢物語』『源氏物語』といった王朝物語や、中世に成立した短編物語のお伽草子など、さまざまなジャンルの作品が絵画化されました。
杉並区在住の国文学者で、日本の説話やお伽草子の研究で知られる徳田和夫氏（学習院女子大学名誉教授）の全面協力のもと、子どもから大人まで楽しめるよう、物語絵の魅力をわかりやすくご紹介します。
また関連イベントとして、徳田和夫氏の講演会やギャラリートーク、杉並昔話紙芝居一座「すかい」による紙芝居公演や母親クラブ「つくし人形劇場」による人形劇を開催します。

主な展示資料

奈良絵「ねずみ物語」 江戸時代前期

源氏絵「常夏」 室町時代後期

鉢かづき絵巻断簡 江戸時代前期

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