栄養成分表示を上手に利用し、健康管理

 

ページ番号1012772  更新日 令和5年7月6日 印刷 

食品表示法を知っていますか

令和2年4月1日より、食品の表示について定めた法律「食品表示法」が施行されています。
これにより、基本的に全ての容器包装に入れられた加工食品等に「エネルギー(熱量)、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量」の5項目の栄養成分表示が義務化されています。(例外あり)

栄養成分表示について

容器包装に入れられた加工食品や添加物には、栄養成分表示として「エネルギー」「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「食塩相当量」の5項目が表示されることになっています。栄養成分表示を賢く利用し、健康管理などにお役立てください。

栄養成分表示のイラスト

  • エネルギー(熱量)
    生きるため、からだを動かすために大切な活動の源。健康のためには、摂取と消費のバランスをとることが大切です。
  • たんぱく質
    骨格や筋肉や臓器などをつくる。丈夫なからだをつくるとともに、ホルモンの材料になったり、からだの中でさまざまな役割をもっています。
  • 脂質
    重要なエネルギー源かつ、細胞膜をつくる主成分。1グラムあたり9キロカロリーのエネルギーを産む、からだにとって重要なエネルギー源です。また、しなやかな細胞膜をつくります。しかし、とり過ぎると肥満や心疾患のリスクを高めるため注意しましょう。
  • 炭水化物
    脳やからだのエネルギー源。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。糖質は、体内でブドウ糖などに分解されて、脳でエネルギー源として利用されます。ただし、とり過ぎると肥満などの原因となります。食物繊維は、水溶性と不溶性の2種類があります。水溶性食物繊維はコレステロールや糖の吸収を妨げ、不溶性食物繊維は大腸で水分を吸収して便のかさを増します。
  • 食塩相当量(ナトリウム)
    ナトリウムは体の浸透圧を調節したり、からだの中でさまざまな役割を持つ重要な栄養素。ナトリウムはカリウムと一緒に体内の水分のバランスを調整したり、体内で重要な働きをしています。しかし 、 とり過ぎると高血圧などのリスクが高まります。食品中のナトリウム量を食塩の量に換算したものが「食塩相当量」になります。

あなたに必要な1日の栄養量

栄養成分表示について知ったあとは、1日で自分の必要な栄養量を計算してみましょう。

もっと詳しく食品表示について知るためには

栄養成分表示のことや、そのほかの表示のことでさらに詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。

 

このページに関するお問い合わせ

杉並保健所健康推進課栄養指導担当
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1355(直通) ファクス:03-3391-1377