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ページID : 2165
更新日 : 2025年4月11日
災害への備え【食品・飲料水は3日分の備えを】
目次
災害は忘れたころにやってくる
【日頃の準備】調理なしで、そのまま食べられるものを準備
- 買い置き食品を上手に利用し、「ローリングストック【注1】」(サイクル保存)をしましょう。
市販の非常食以外にも、改めて家庭の中を見回してみると、普段食べている食品の中に災害時にも役立つものが多くあります。特別な非常食を揃える必要がなく、取り組みやすい備蓄です。- 【注1】ローリングストックとは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。
- 災害が起こるとストレスから食欲が低下する方も多いので、食べ慣れたものを用意すると受け入れやすくなります。日常的に食べている備蓄があると心強いですね(非常食は、賞味期限を管理する際などに試しに食べてみることをお勧めします)。
- 飲料水は、1日1人3リットルを目安に用意しましょう。水は料理の他、洗面などの生活にも必要になりますので、多めに用意できると安心です。
- ライフラインが止まることも考えられます。卓上コンロやカセットボンベ(予備も含む)、ラップやアルミホイル、クッキングペーパー、ビニール袋、除菌スプレーやウエットティッシュなどの食品以外の備蓄も役立ちます。
実際に遭遇したら
【災害時】食材を有効に生かす為に3種類に分類
- まず、食材を有効に生かす為に3種類に分類します。
(1)急いで食べるもの
(2)加熱調理など手を加えて保存期間を延ばすもの
(3)その他
(1)から食べ、忘れずに(2)の調理・加工を行いましょう。加工しても過信せず、衛生に十分配慮しましょう。 - 保存性を高めるために、味付けが濃いものが多くなる可能性があります。塩分のとり過ぎにも注意しましょう。
- 調理器具やお皿はできるだけ汚さないように、ビニール袋やラップを上手に使用しましょう。
- いざという時のために(PDF:318KB)
これらは、地震や台風などの自然災害の他に、インフルエンザの流行などの際にも役に立ちます。詳細は、下記のリンク先をご参照ください。
「災害時のためのバランスアップレシピ」ができました!(配布中)
内容
- 災害時は、炭水化物に偏った食事が多くなり、たんぱく質や食物繊維、ビタミン類が不足しがちになります。
長期化する避難生活を考えると、限られた環境の中でもバランスのとれた食事を意識することが大切です。
このレシピ集では、これらの不足しやすい栄養素を補えるように、缶詰類や、乾物、常温保存可能な生鮮食品などを活用したレシピをご紹介します。 - 貴重な熱源や水を効率的に使う災害食は、平常時でも省エネレシピとして有用です。
もしもの時に活用できるようにするためにも、日ごろの食事に取り入れてみてください。また、ローリングストックの消費にもご活用ください。
【掲載内容】
おさえておきたい基礎知識、パッククッキング、カセットコンロを使ったレシピ、調理器具をほとんど使わない超簡単レシピ
災害時のためのバランスアップレシピ(PDF:2,294KB)
お問い合わせ先
杉並保健所健康推進課健康推進係
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話番号:03-3391-1355
ファクス番号:03-3391-1377
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