101 長善寺 【寺院】(高円寺南2丁目40番50号)

 

ページ番号1007931  更新日 平成28年1月18日 印刷 

当寺は如法山と号する日蓮宗の寺院で、本尊は十界諸尊と日蓮聖人坐像です。寺伝によれば天正18年(1590)、円立院日義によって江戸府内の谷中(現台東区谷中)に開創され、はじめは実蔵坊と称していましたが、2世長善院日行の時に現在の寺号になったと伝えられています。
その後、5世日成の時代に谷中本村(現荒川区東日暮里)の地に移転しています。しかし、近代に入り国鉄線路拡張のために再び移転をよぎなくされ、大正15年に高円寺の寺町の一角を占める現在の地に移りました。昭和20年末、火災で堂宇を焼失し現在の本堂は昭和34年再建されたものです。
本堂左手前の三十番神堂は『新編武蔵風土記稿』に谷中本村の鎮守と記載されているもので、天保4年(1833)再建の古い建物です。堂内には法華経を守護するという30体の番神が祀られていますが、当寺のように三十番神像が全部揃っているのは都内でも珍しいといわれます。
文化財としては江戸時代からすでに知られていた十羅刹女像・毘沙門天像が安置されているほか、鬼子母神像や板碑も所蔵されています。
なお、墓地には徳川幕府の鍛金打物師として名高かった家城源七(文化13年(1816)没)の墓があります。

平成16年3月

 

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