14 高円寺 【寺院】(高円寺南4丁目18番11号)

 

ページ番号1007934  更新日 平成28年1月18日 印刷 

宿鳳山高円寺は、弘治元年(1555)中野成願寺3世建室宗正によって開山された曹洞宗の寺です。本尊は観音菩薩像で、
室町期の作と伝えられる阿弥陀如来坐像も安置されています。
かつてこの地は、周辺に桃の木が多くあったことから桃園と称され、本尊は桃園観音、寺は桃堂の名で呼ばれていました。
当寺が広くその名を知られるようになったのは、第5世耕岳益道の時、3代将軍徳川家光の知遇を得たことによります。現本堂裏の高台が「御殿跡」と呼ばれるのは、家光が遊猟のおり当寺に立ち寄り休息した茶室跡に由来するといわれ、付近には「御殿前」の名称もありました。境内にある茶園の名残りも家光の寄進と伝えられます。また、それまで小沢村と呼ばれた村名を、寺名をとって高円寺村と改めさせたのも家光といわれています。
当寺は今日まで寛保2年(1742)、弘化4年(1847)、明治33年、昭和20年と4度も罹災し、堂舎と共に古記録類の多くを焼失しました。現在の本堂は昭和28年に建立したものです。

平成14年6月

 

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