「学びの場」って? すぎなみ教育シンポジウム

 

ページ番号1087220  更新日 令和5年5月1日 印刷 

「すぎなみ教育シンポジウム」が2年ぶりに帰ってきました。今回は直接来場とオンラインから参加方法を選んでいただきました。会場は、杉並区立高円寺学園です。
「すぎなみ教育シンポジウム」は、杉並区の教育をみんなで考えようという場です。教育関係者、地域住民、学校運営協議会委員など、日ごろから子どもの学びの支え手として活躍している多様な大人が集まり、それぞれにできることやできたらいいなについて意見や考えを交流します。今回のテーマは「わくわくする『学びの場』づくり」です。
参加した一人一人が教育の当事者として、「学びの場」とは何か、生涯にわたり学び続けるために一人一人に何が必要かを一緒に考え、みんなでできることは何かを話し合いました。
当日の様子を感想等交えながらお伝えします。

パネルディスカッションの様子

第1部のパネルディスカッションでは、さまざまな方面で活躍している4名を登壇者としてお招きしました。簡単に紹介します。
 社会教育士・元杉並第十小学校校長:山口 京子さん
 社会教育委員:荻上 健太郎さん
 新渡戸文化学園理事長:平岩 国泰さん
 そして、ファシリテーターを合同会社Active Learnersの山ノ内凛太郎さんと米元洋次さんにお願いしました。今回は、会場とオンラインでのハイブリッド開催としたため、会場を山ノ内さん、オンラインを米元さんがファシリテートしてくださいました。

意見交流の様子

まずは登壇者のみなさんから、御自身の活動の内容や課題と感じていることなどについて御報告をいただきました。一人一人活動内容は全く違いますが、みなさん、とても楽しんで取り組んでいるのだなと感じました。わくわくする「学びの場」をつくるポイントを次のようにお話いただきました。
 山口さん
「活動する時間と場を設定し、できることからやる。」
 荻上さん
「正解を求めようとしない。比較と評価をしないこと。」
 平岩さん
「子ども発で活動し、社会を巻き込むこと。」
第1部での話から、学びの場とは特別な場だけではなく、自分たちの日常にもあることに気付くきっかけを得ることができました。

グループディスカッションの様子

第2部は第1部でインプットした情報を自分の考えを結び付けながらアウトプットするグループワークです。年齢も立場も違う参加者がわくわくする「学びの場」について意見交流をしました。どこのグループも自然と会話が盛り上がり、活発に意見が飛び交っていました。
 参加者の感想や考えをお伝えします。

  • 「他者と価値を共有する場=学びの場」と言えるのではないか。
  • 学びの場の選択肢がたくさんあることは幸せな社会といえる。
  • それぞれの組織を結ぶ横のつながりをもつことで学びが生まれる。
  • 「遊びは学び!」わくわくを共有できる場、つながりをつくっていきたい。
  • 人と対話することが学びだと思うし、学びは幸せにつながるのではないか。
  • 「できない。」を並べるのではなく、「どうしたらできるか。」を考えること  が大切だと思う。
  • 学びたい人が気軽に集まれる場所があるとよい。大人も真剣にわくわくしなければと思った。

 参加者一人一人が自身の考えや第1部で得た視点などをやりとりしながら、わくわくする「学びの場」を広げていくアイデアや思いを重ねていきました。
 今日のテーマは明確な答えがあるものではありません。また、その答えは誰かに与えてもらうものでもないと思います。学校、地域、保護者、行政などそれぞれの立場から、それぞれの思いを伝え合い、対話をする中で生まれてくる新しい考えにこそ価値があるのではないでしょうか。引き続き、わくわくする「学びの場」について考えていきたいと思います。

 

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