JTE(日本人英語指導助手) 福田 弥恵さん

 

ページ番号1088107  更新日 令和5年8月15日 印刷 

JTE(日本人英語指導助手)福田弥恵さんの写真

JTE(日本人英語指導助手)とはどのような役割の仕事ですか?

英語の授業において、担任などの教員と協力し、英会話の練習相手になったり発話を促したりするなど、さまざまな形で子どもたちの学習をサポートします。
英語で重視されるのは、読み書き以上にコミュニケーション。会話を通して英語に親しんでもらうことを目指しています。

英語学習のサポートで大切にしていることは?

授業中はとにかく基礎力の向上を図ること。休み時間など授業外の時間は、できる限り子どもたちの興味のあることに応えようと心がけています。例えば、自分の服に書かれた英語の意味を聞かれたときは訳してあげるととても喜びます。
また、子どもたちとの何げない小さなコミュニケーションの積み重ねを大切にしています。授業中は「ヴィヴィアン先生」としてキャラクターを入れ替えて授業に臨んでいて、子どもたちから「ヴィヴィアン!」と声をかけられたら英語で返事をしています。時には商店街を歩いていても「ハロー!」と声をかけられることもあり、子どもたちが「地域にいる先生」といったように見てくれているのかなと感じます。

JTEになったきっかけ、現場での手応えや課題について

以前は民間団体に勤めていましたが、退職してセカンドキャリアを考える中で、得意の英語を生かして何かできないかと考えていたときに、すぎなみ地域大学の「日本人英語指導助手養成講座」の案内を見かけて受講を決めました。
活動の中で、子どもたちの学習への気持ちが前向きに動く瞬間を目の当たりにすると、本当にうれしいです。
一方で、子どもによって既に英語力に大きな差が生まれてていることは、課題の一つだと感じています。どの子にとっても「身についた!」と手応えを感じられる授業を目指したいです。

キャリアの場を民間団体から学校へと移してみて…

私が教えているようで、実は子どもたちに多くのことを教えてもらう、とてもやりがいのある現場です。
多様なキャリアを持つ大人が学校にいることは、子どもが将来に向けて多様な視点を持つきっかけにもなるのではないでしょうか。地域のさまざまな人が、学校に興味を持ってくれるといいなと思います。

JTE(日本人英語指導助手)とは?

担任などの教員と協力して子どもたちに英語を教えます。
授業中は基本的に英語を使用し、教科書を中心にさまざまな教材(DVDやCD)を活用します。聞くこと、読むこと、話すこと、書くことなど、英語を使った言語活動を通じて、コミュニケーションの基礎となる能力を育みます。

すぎなみ地域大学の「日本人英語指導助手養成講座」について

すぎなみ地域大学では「日本人英語指導助手養成講座」を開催し、JTE(日本人英語指導助手)として活動するための知識や技能の習得をサポートしています。
受講修了後は杉並区に登録され、各小学校の外国語科・外国語活動の授業日程等の調整がついた場合、区が委託する法人によるコーディネートのもと、1年間、週2.3回程度活動を行います。

「日本人英語指導助手養成講座」受講募集

令和5年度「日本人英語指導助手養成講座」については、下記のリンク先をご覧ください。

 

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教育委員会事務局庶務課庶務係
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