教育長メッセージ　保護者・地域の皆様へ（6年1月31日）

　日ごろより本区の教育にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
　はじめに、この年末年始、区内における交通事故をはじめとして、能登半島における地震等、痛ましい出来事が様々起こりました。被害に遭われた皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

　さて、年が明け、お子様の進級・進学に向けて準備するご家庭も多いことと思います。区立学校の通学用かばん及び服装について、区教育委員会としての考えをお伝えいたします。
　小学校の「通学用かばん」については、ランドセル以外に両手がふさがらないリュック型のかばんも使用してかまいません。安全・安心を考慮し、お子様と保護者様でお話し合いの上、学校へご相談ください。
　また、中学校における通学時の服装については、「標準服」を選択している学校があります。「標準服」を選択する際、学校は機能性、多様性、経済性を考慮して検討を行っています。「標準服」とは、制服とは異なり、一律のものではありませんが、学校生活において着用することがふさわしいとされる服装です。入学前の各学校の説明をお聞きになり、お子様と保護者様でお話し合いの上、学校へご相談ください。
　教育委員会では、杉並区教育ビジョン2022において「子どもの思いを尊重する」「ちがいを受け入れる」を心がける視点とした教育を進めており、すべての人が幸せに生きることを大切にした教育を目指してまいります。

　今年も、杉並区の子どもたちが、笑顔で楽しく学べる環境を整えられるよう、各学校とともに教育委員会事務局一同取り組んでまいります。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

令和6年1月　杉並区教育委員会　教育長　白石　高士