伝統芸能「狂言鑑賞教室」(文化庁「文化芸術による子供の育成事業」巡回公演事業)
7月7日、杉並第九小学校と天沼小学校の共催で伝統芸能「万作の会」による狂言鑑賞教室が開催されました。文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の巡回公演事業として行われ、杉並第九小学校の5年生・6年生、天沼小学校の6年生児童が狂言を鑑賞しました。
狂言は「素手の芸」と言われ、道具をほとんど使わず、声と身体だけで、ないものをあるように見せます。子どもたちは、狂言への理解を深めるため事前に動き等を体験するワークショップを行いました。
今回は「盆山(ぼんさん)」、「附子(ぶす)」、「蝸牛(かぎゅう)」の演目が上演され、「附子」では、演者たちが狂言の特徴的な「型」を使い、登場人物の喜怒哀楽を豊かに表現していました。
また「蝸牛」では、子どもたちも大きな声で囃子(はやし)言葉を唱えて、演者たちと一緒に狂言を楽しみました。
狂言師は日本でも140名程度で、当日は普段見ることのできない、日本特有の伝統芸能を体験できる貴重な機会となりました。
杉並第九小学校
電話:03-3390-0167
天沼小学校
電話:03-3392-6428
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