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更新日 : 2025年5月15日

あなたの声×区長の声

目次

区民の皆さんからいただいた声に、区長がお答えします。
(実際の区民の声を一部編集しています)

【テーマ】認知症について(令和7年5月15日更新)

最近物忘れをすることがあり、認知症なのではないかと不安です。疑いがある程度でも検診を受けられますか?

ご意見ありがとうございます。
ちょっと心配な段階で、専門医療機関を受診することは敷居が高いと思う方も多いのではないでしょうか。区では、認知症を正しく理解するとともに、その前段階である軽度認知障害に早く気づいて必要な対応ができるよう「もの忘れ予防検診」を実施し、認知症の疑いありと判定された場合は専門医療機関の受診をお勧めしています。7年度は、従来の70歳を50~70歳に対象を拡大して10月から開始します。また、ケア24(地域包括支援センター)や保健センターでは「物忘れ相談」を行っていますので、ぜひご活用ください。
これらの情報は、冊子「認知症あんしんガイドブック」(認知症ケアパス)に掲載しており、お近くのケア24や、区役所または区HPで手に入れることができます。ケア24は区内に20カ所あり、専門スタッフが適切なアドバイスをくれるので安心できると思います。「誰もが住み慣れた地域で安心して支え・支えられながら自分らしく暮らし続けられること」。これは認知症基本法が定めた大事な柱です。区はこのことを大切にして、認知症の当事者、家族や地域の方々とみんなでやさしい社会をつくっていきたいと考えています。

杉並区長 岸本 聡子

【テーマ】ふるさと納税について(令和7年2月15日更新)

ふるさと納税により住民税が他自治体に流出しているとのことですが、返礼品拡充の予定はありますか。

ご意見ありがとうございます。
ご心配の通り、6年度の区の住民税は、ふるさと納税により約53億3000万円の減収となりました。住民税は区民の皆さんの暮らしを守るために使われますので、この減収は区民の皆さんの心配事に直結します。例えば、ごみの回収などにかかる費用は年間約60億円です。昨年、私は区民との対話集会でこのテーマを扱い、たくさんのアイデアをいただきました。その一つは、ふるさと納税のことを未来の納税者である子どもたちに知ってほしい、家庭で話し合ってほしいというものでした。そこで「知ってびっくり!ふるさと納税」という漫画冊子を作成し、啓発活動に努めています。また制度がある以上、ただ座して待つわけにはいかないのでは、というご意見も多くいただいています。
区では、「健全な寄付文化の醸成」を目指す姿勢を堅持しつつ、区の魅力発信や地域経済の活性化につながる返礼品の拡充に取り組むことにしました。その企画内容については、区民や区内事業者の皆さんの知恵やアイデアを生かしながら作り上げていきます。

杉並区長 岸本 聡子

【テーマ】障害者施策について(令和6年11月15日更新)

家族に障害があり、いろいろと不便なことがあります。不便さについて共に考えてほしいです。区職員はそのことを理解していますか。

ご意見ありがとうございます。
障害のある方とご家族の方と全く同じ気持ちになることは難しいと思います。しかし、その声に耳を傾けること、学ぶこと、また、障害のある方への理解を深めるための方策に、できる限りの工夫をこらすこと、これらは、共生社会の実現を目指す行政の責任です。
そのための取り組みとして、障害のある区民の方と区職員が一緒につくったのが「共生社会しかけ隊」です。地域区民センターのお祭りで、障害のある方とない方が共に楽しむための工夫を、共生社会しかけ隊と地域住民の方たちとで話し合いました。こうした話し合いが他の区立施設でも行われ、その結果として、障害のある方と共生していくための「解決ヒント集」という実践的な提案が生まれています。共生社会しかけ隊は、障害のある方の声が形になる地域づくりの「しかけ」を話し合いながら、一歩ずつ取り組みを進めています。
他者の痛みを想像し、寄り添い、助け合える共生社会に一歩でも近づけるよう、私自身も職員と一緒にがんばります。

杉並区長 岸本 聡子

お問い合わせ先

総務部秘書課秘書係

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-3312-2111(代表)

ファクス番号:03-3312-3677

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