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ページID : 867

更新日 : 2025年10月3日

ペットに関する感染症対策

目次

マダニが媒介する感染症

主にマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、日本国内でも発生しています。
SFTSウイルスに感染した猫や犬との接触により感染したと考えられる事例も報告されています。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。それ以外にも、人への感染経路としてSFTSウイルスに感染したペットにかまれたり、血液や分泌物に触れることで感染する可能性があります。
健康な猫や犬、屋内のみで飼育されている猫や犬から人がSFTSウイルスに感染した事例は、これまで報告されていません。

人とペットを感染から守るために

SFTSの予防には、マダニにかまれないようにすることが重要です。

  • ペットにダニの駆虫薬や忌避剤等を定期的に投与しましょう。
  • 犬の散歩に行く際は、草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入らないようにしましょう。
  • 猫は室内で飼いましょう。
  • 体調不良のペットなどに触れる場合は、素手で触らないようにしましょう。
  • 野生動物との不用意な接触は避けましょう。
  • ペットの健康状態に注意し、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、布団に入れて寝たりすることなど)は控えましょう。
  • 動物に触った後は必ず手を洗いましょう。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省)外部サイトへリンク

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A(厚生労働省)外部サイトへリンク

マダニ対策、今できること(国立健康危機管理研究機構)外部サイトへリンク

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルスのペットへの感染については、厚生労働省のホームページに掲載されていますので、ご確認ください。

飼い主や家族が感染し飼育困難となったら

飼い主が入院や宿泊療養などにより飼育困難となり、家族も世話ができない場合には、一時的にペットを預ける必要が生じます。万が一に備えて、ペットを預けるための準備をしておきましょう。

ペットを預けるための準備

  1. 預かり先の確保
    安心して預けることができる知人や利用可能なペットホテルを調べておきましょう。
  2. ペットの情報の記録
    ペットの性格、食事の回数及び量、運動習慣、健康状態、かかりつけの動物病院など、飼育をお願いするうえで必要となる情報を記録しておき、いつでも渡すことができるようにしておきましょう。
  3. 飼育に必要な物品の準備
    ペットフード、遊具、ペットシーツ、常備薬などの他、ペットを引き渡す際に使用する持ち運び用のケージやキャリーバッグも必要です。いつでも運び出せるように準備をしましょう。

ペットの預け先が見つからない場合

東京都保健医療局や環境省動物愛護管理室のホームページに、ペットの預け先が見つからない場合の相談に関する情報が掲載されていますので、ご確認ください。

お問い合わせ先

杉並保健所生活衛生課管理係

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号

電話番号:03-3391-1991

ファクス番号:03-3391-1926

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