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更新日 : 2025年9月1日
9月20日から26日は動物愛護週間です(2025年9月1日)
目次
9月20日から26日の動物愛護週間は、命あるものである動物の愛護と適正な飼養について関心と理解を深めるため、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき設けられています。この機会に、私たちの身近にいる動物、特に犬や猫について考えてみましょう。
飼い主の方へ
終生飼養
動物を一度飼い始めたら最期まで責任を持ってください。動物の遺棄(犬や猫を捨てるなど)は違法行為で、罰則規定もあります。
災害に備えて
震災発生時に在宅避難が困難となった場合は、震災救援所へペットを連れて同行避難ができます。日頃から、基本的なしつけをし、防災用品(5日分以上の餌・水など)を備えてください。また、身元表示や、必要なワクチン接種等のペットの健康管理をしておきましょう。
マイクロチップ情報の登録変更をしましょう
令和4年6月1日に「改正動物愛護管理法」が施行され、販売される犬や猫へのマイクロチップ装着・登録が義務化されました。犬や猫を家族に迎え入れた飼い主は自分の住所や氏名、電話番号を変更登録しましょう。以前から飼っている犬や猫については、義務ではありませんが、失踪等の際に飼い主の元に戻ってくる可能性が高まります。
犬の飼い主の方へ
放し飼いはできません
犬は、柵、おり、その他囲いの中、または固定した物に綱や鎖でつないでおかなければなりません。また、散歩のときはリード(引き綱)につなぎ、犬を制御することが義務付けられています。
犬が人をかむ事故(咬傷(こうしょう)事故)が起きています
犬が人をかんでしまったときは、応急処置や医療機関の手配など、誠意ある対応をお願いします。また、保健所にもすぐに連絡してください(東京都条例により、犬の飼い主には事故の届け出義務があります。)。
外に出るときは、小型犬でも必ずリードにつなぎ、短めに持ってください。思わぬ事故を避けるためにも、道路・公園等では周辺との安全な距離を保ち、すぐに犬を制御できるようにしてください。
トイレの後始末
フン・尿を放置すると汚れや臭いの元となり、周辺の人や動物にとって迷惑になります。また、感染症の発生源になる場合もあります。トイレは散歩前に済ませておくことが理想ですが、散歩に出かけるときは、ちり紙、袋、水(尿を洗い流すためのもの)などを必ず持っていきましょう。
鳴き声にご配慮を
無駄吠えをするような場合は、室内へ入れる、散歩に連れて行く、カーテンなどで外からの刺激を遮断するなどストレスを和らげるように努め、近隣の迷惑にならないようにしてください。
登録と狂犬病予防注射
犬の飼い主は、狂犬病予防法で、生涯1回の登録と年1回の狂犬病予防注射が義務付けられています。また、注射済票を犬の首輪などに着けることも義務付けられています。
猫の飼い主の方へ
飼い猫は、交通事故防止や感染症の予防のため、室内で飼育するように努めてください。やむを得ず飼い猫を屋外で飼育する場合は、繫殖制限をするため不妊・去勢手術を行ってください。また、猫はどこでも自由に出入りするため、思わぬ迷惑をかけているケースがあります。近隣に迷惑をかけていないか確認してください。
飼い主のいない猫のお世話をする方へ
「飼い主のいない猫」とは、いわゆる野良猫などと呼ばれている、特定の飼い主のいない猫のことです。飼い主のいない猫に餌を与えるなどのお世話をする方には、猫の管理者として責任が発生します。かわいそうだと餌を与えるだけでは、同じような境遇の猫を増やすだけです。このような猫を増やさないようにするためにも、次のことを守って、周囲に気を配り、近隣の方の理解を得るようにしてください。
- 新しい飼い主を探すように努める。
- 不妊・去勢手術をする。
猫は、交尾をすることによって排卵するので、1回の交尾でほぼ100%妊娠するといわれています。春先は特に繫殖が盛んになるので、不妊・去勢手術は2月頃までに済ませてください。また、区では「飼い主のいない猫を増やさない活動支援事業」を行っています。
- 餌はできるだけ決めた時間に与える。また、自分の敷地ではない場合は、必ず土地の管理者の許可を得る。
- 食べ残しは片づけて、周囲を清潔に保ち、置き餌はしない。
- フン・尿の始末をきちんと行う。トイレの設置も行う。
区内の動物愛護に「杉並どうぶつ相談員」が活躍しています。
区では平成20年度から杉並どうぶつ相談員(杉並区動物適正飼養普及員)の制度を設けています。
杉並どうぶつ相談員は、動物の飼い方や、マナーの向上に関する普及啓発活動を行っている区民ボランティアで、区と協働し、地域の身近な相談員として活動しています。
区では、今後も、人も動物も住みよい地域になるよう努めていきますので、皆さんのご理解とご協力お願いします。
ペットのダニ対策について
主にマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、日本国内でも発生しています。
SFTSウイルスに感染した猫や犬との接触により感染したと考えられる事例も報告されています。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
重症熱性血小板減少症候群は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより感染するダニ媒介感染症です。それ以外にも、人への感染経路としてSFTSに感染したペットにかまれたり、血液や分泌物に触れることで感染する可能性があります。
健康な猫や犬、屋内のみで飼育されている猫や犬から人がSFTSウイルスに感染した事例は、これまで報告されていません。
人とペットを感染から守るために
SFTSの予防には、マダニにかまれないようにすることが重要です。
- ペットにダニの駆虫薬や忌避剤等を定期的に投与しましょう。
- 犬の散歩に行く際は、草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入らないようにしましょう。
- 猫は室内で飼いましょう。
- 体調不良のペットなどに触れる場合は、素手で触らないようにしましょう。
- 野生動物との不用意な接触は避けましょう。
- ペットの健康状態に注意し、過剰な触れ合い(口移しでエサを与えたり、布団に入れて寝たりすることなど)は控えましょう。
- 動物に触った後は必ず手を洗いましょう。
杉並区動物愛護週間展示会
日程 | 9月22日(月曜日)~9月26日(金曜日) (祝日を除く) |
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時間 | 午前8時30分~午後5時(最終日9月26日は午後3時まで) |
場所 | 杉並区役所1階ロビー |
内容 | 動物愛護に関するパネルなどの展示 |
お問い合わせ先
杉並保健所生活衛生課管理係
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話番号:03-3391-1991
ファクス番号:03-3391-1926
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