胃がん検診(胃内視鏡検査)

 

ページ番号1070278  更新日 令和5年7月10日 印刷 

(申し込みが不要な場合があります。下のリンク先「がん検診の受診方法について」をご確認ください。)

胃内視鏡検査(受診間隔:2年に1度)

胃がんはわが国のがん死亡原因の上位に位置しています。がん検診は定期的に受診することが重要です。

対象者

杉並区民で50歳以上の方(年齢は令和6年3月31日時点)
(令和4年度中(令和4年6月から5年2月)に胃がん検診(胃内視鏡検査)を受診していない方)
【注意】胃内視鏡検査は、2年に1回の検査となるため、翌年は胃部エックス線検査も受診できません。
自覚症状のある方は、がん検診ではなく医師の診察を受けましょう。

受診期間

令和5年6月1日~令和6年2月29日

検診内容
  • 問診
  • 胃内視鏡検査
    【口または鼻から内視鏡を挿入して胃の内部を直接見る検査】
費用
1,000円
生活保護または中国残留邦人等への生活支援給付を受給している方は無料
定員
6,300名
申込締め切り

令和6年2月14日

ただし、定員に達し次第、受付終了

実施場所

【令和5年度 杉並区胃がん検診(胃内視鏡検査) 検診実施機関一覧表】をご覧ください。
検診実施機関は変更になる場合があります。受診の前に必ず電話等で医療機関に確認してください。

検査ができない方

持病や服薬の状況によって検査をお断りすることもあります。事前に受診する検診実施機関にご相談ください。血液を固まりにくくする薬(ワーファリン、バファリンなど)を服用中の方は、検診実施機関にご相談ください。 

  1. 胃内視鏡検査に関するインフォームド・コンセント(説明に基づく承諾)や同意書の取得ができない方
  2. 妊娠中または妊娠の可能性がある方
  3. 疾患の種類にかかわらず、入院中の方
  4. 消化性潰瘍などの胃疾患で受療中の方(ヘリコバクターピロリ除菌中を含む)
  5. 胃全摘術後の方
  6. 咽頭・鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
  7. 呼吸不全のある方
  8. 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
  9. 明らかな出血傾向またはその疑いのある方
  10. 収縮期血圧が極めて高い方
  11. 全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断される方
  12. 職場等で胃内視鏡検査を受診できる方(ただし、職場等でがんの種別により受診できない場合は、区のがん検診を受診できます。)
検診結果
  • 「要精密検査」の方
    要精密検査の場合は、検診実施機関で対面により医師から説明を受け、すみやかに精密検査を受けてください。(原則、郵送はいたしません。)
    精密検査は、胃内視鏡検査(再検査)や生検(組織診断)です。
    【注意】保険診療(有料)となるため、必ず保険証をご持参ください。
  • 「異常なし」の方
    2年に一度、検診を受診しましょう。
    症状が出た場合は、すみやかに医療機関を受診してください。

胃がん検診(胃内視鏡検査)の二次読影は、個人情報の保護に万全を期して、東京都立がん検診センターの専門医が実施します。また、この検診結果及び精密検査結果は、個人情報の保護に万全を期して杉並区の保健福祉施策に役立てるための統計・精度管理等に活用します。検診は自治体と各医療機関が連携して行っており、精密検査の結果は関係機関で共有されます。

注意事項

胃内視鏡検査

  • 胃内視鏡検査(胃カメラ)は、口または鼻から内視鏡を挿入し、胃の内部を撮影しながら粘膜の状態や病変を詳細に観察します。検査時間は、およそ20~30分(内視鏡の挿入は5~10分程度)で、局所麻酔などの薬剤を使用する前処置が必要となるため、当日の体調などによって、受診できない場合があります。
  • 経口か経鼻のどちらの方法で検査するかは、検診実施機関(検診実施機関一覧表参照)でご相談ください。
  • 経口内視鏡と経鼻内視鏡の違いは、挿入経路と太さが異なります。経口は直径8~10ミリメートル、経鼻は5~6ミリメートルです。経口は、内視鏡(カメラ)が喉(舌根部)を通る時に嘔吐反射を起こすなど、苦痛を感じることがあります。経鼻は、舌根部を通らないので挿入時の嘔吐感はありませんが、鼻出血のリスクがあります。

生検(組織診断)

内視鏡検査中に医師の判断で、必要に応じて組織の一部を採取する生検(組織診断)を行うことがあります。その場合は、検診費用(1,000円)の他に、保険診療として別途自己負担が発生します。そのため、検査当日は必ず健康保険証をお持ちください。生検により粘膜に傷が生じるため、検査後の当日の食事は軟らかい消化の良いものを食べ、過激な運動、長湯、旅行などは避けてください。

鎮痛薬・鎮静薬

偶発症(意図せず生じる症状)のリスクを避けるために、鎮痛薬(痛み止め)・鎮静薬(眠くなる薬)は原則使用しません。

同意書

受診を希望する方が胃内視鏡検査の検査方法、処置、偶発症(内視鏡を挿入することによる出血・消化管穿孔などや、薬剤を使用したときのアナフィラキシーショックなど)などについて事前に説明を受け、検診実施機関が偶発症防止に注意を払うとともに、偶発症発生時には最善の対応をすることなどを理解し、胃内視鏡検査の受診に同意する趣旨で同意書を作成します。同意書に署名が無い場合は、受診できません。

内視鏡の洗浄・消毒

内視鏡は、初めに手洗いし、その後、内視鏡消毒液を用いて自動洗浄消毒機による洗浄・消毒を行っています。検査のたびに消毒を行っているので、誰でも清潔な内視鏡で検査が受けられます。

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このページに関するお問い合わせ

杉並保健所健康推進課健診係
〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号
電話:03-3391-1015(直通) ファクス:03-3391-1377