区が実施する区民健康診査・区がん検診と人間ドックとの併用について

 

ページ番号1070283  更新日 令和6年4月1日 印刷 

令和元年度から、区が実施する区民健康診査及び区がん検診と医療機関が実施する人間ドックの併用はできません。主な理由は以下のとおりです。

  • 区民健康診査は、生活習慣病の該当者等を把握するとともに、保健指導が必要な方を的確に抽出するための検査項目になっているため。
  • 区のがん検診は、がんによる死亡を免れることが科学的に証明されている検診方法で実施しているため。
  • 一方、人間ドックは、医療機関により任意に提供されるもので、研究段階であったり、検診としての有効性が確認されていないなどの検査項目が含まれていることがあり、明確に区別して実施する必要があるため。
  • 検査を受けた方に不利益が発生した際に何の検査に起因したものか特定するため。
  • 平成30年度、区内医療機関が実施した区肺がん検診で陰影の見落としがあったことにより設置した肺がん検診外部検証等委員会から、「区が実施する区民健康診査及び区がん検診と医療機関が実施する人間ドックは、分離して実施すべきものである」との答申を受けているため。

 

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