令和5年度更新 イマドキ予防接種事情 その2(令和5年9月1日)

 

ページ番号1089054  更新日 令和5年9月1日 印刷 

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

生後2か月からスタートする予防接種に関して第二弾です。今回は万が一定期接種が受けられなかった場合や、妊婦さんや小さな子どもが身近にいるパパママが気を付けるべき予防接種に関してご紹介します。

取材した担当者さんの写真
和泉保健センター 保健指導担当係長 市瀨さん、倉谷さん

質問1 定期接種が受けられなかった場合、どうしたらいいでしょうか

質問1の1

うっかり忘れてしまい、期間内に接種ができなかった場合、どうしたらいいでしょうか。自費でも受けた方がいいでしょうか。

回答1の1

基本的にかかりつけ医に相談をしましょう。その時の年齢や流行状況等を見ながら、接種の必要性を判断してもらってください。
期間を過ぎてしまった場合は任意接種の扱いになりますが、大きな病気をしていたなど打つことができなかった特別な事情があるかたは、保健予防課へ相談をしてください。定期接種扱いになる場合があります。

和泉保健センターの写真
和泉保健センター

質問1の2

海外赴任などの理由で決められた時期に定期接種が受けられなかった場合、どうしたらいいでしょうか。

回答1の2

海外赴任先で予防接種をしていて、日本の定期接種のワクチンを接種していなかった場合は、これまで接種したワクチンのリストを持って相談をしてください。複数のワクチンを配合したワクチンは、国によって配合内容が異なります。接種していないと思っていたのに接種していた場合も考えられます。

質問1の3

里帰り出産が理由で、杉並区以外のところに一時的に滞在している場合、杉並区の助成で接種はできるのでしょうか。

回答1の3

注射されるなみすけ

里帰り出産の滞在先で定期予防接種を受ける場合、接種前に「定期予防接種依頼書」の交付を受ければ、自己負担した費用の助成を受けることができます。詳細は区公式ホームページ「里帰り等による定期予防接種費用助成」をご覧ください。
定期接種扱いの場合、費用負担がないだけではなく、万が一副反応があった場合に「予防接種健康被害救済制度措置」を受ける事ができます。

質問2 10代以降の予防接種について

質問2の1

子どもの頃に予防接種を行った免疫は生涯続くのでしょうか。

回答2の1

予防接種をすれば、接種を受けた多くの人がその疾病に対する免疫を獲得しますが、その効果は100%ではありません。ワクチンによって得られる免疫の獲得率はワクチン種類によっても異なります。また、インフルエンザワクチンのように血液中の抗体をつくるワクチンでは、感染後の重症化を防ぐことはできますが、完全に感染から防御することはできません。
ワクチン接種後に抗体を獲得したにもかかわらず、その後抗体が低下してその疾病にかかることもあります。そのため、必要に応じて抗体検査を受け、免疫が確認されなかったら再度ワクチンを接種する事もおすすめです。特に、妊娠中に罹患すると先天性障害リスクのある風しんは、妊娠してからは予防接種を打つことができません。将来妊娠する可能性のある人、妊婦さんに接触する機会がある人は風しんの抗体があるかどうかは確認をしておきましょう。

質問2の2

10代以降で接種が必要なもので、パパママが気にしておいた方がいい予防接種はありますか。

回答2の2

子宮頸がんを予防するHPV感染症ワクチンです。子宮頸がんの原因はウイルスで、HPV感染症ワクチンで予防することができます。ワクチン接種後にワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が特異的にみられたことから、定期接種を積極的に勧奨しないようにしていた時期がありましたが、現在は定期接種を推奨しています。
ウイルス感染を防ぐため、大人の女性でもワクチン接種を希望する人がいますが、初めて性交渉を行う前にワクチンを打たないと効果が大幅に下がってしまうため、早めの接種を推奨しています。

質問2の3

妊婦さんや子育て世帯が気にしておいた方がいい予防接種はありますか。

回答2の3

うがいをするなみすけのイラスト

妊娠する可能性のある人と妊婦さんと接触する可能性のある人は風しんの抗体の有無は確認しておきましょう。万が一抗体がなくても、妊娠していると風しんの予防接種を受けることはできません。
妊娠20週までに風しんにかかってしまうと、先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性が高くなります。妊婦さんとお腹の中の赤ちゃんを守るためには、身近な人が予防をする事が大切です。

また、特に小さなお子さんのいるご家庭は、家族全員でインフルエンザの予防接種を行って下さい。予防接種をしていても2割~から3割はかかってしまいますが、重症化は防ぐことができます。これは全ての感染症について言えることですが、予防接種だけではなく、まずは手洗い、うがいもしっかりと行い、家庭に持ち込まないことが大事ですよ。

杉並区では、平成26年7月1日から、先天性風しん症候群対策として、風しん抗体検査と予防接種費用の助成をしています。

未就学児のインフルエンザ予防接種に杉並区子育て応援券が利用できます。

さいごに

お話を伺い、ワクチン接種の大切さを改めて実感しました。ワクチン接種は重症化を防ぐだけではなく、病気の流行を抑えるために免疫をつけることができます。一人一人がしっかり打つことが、自分だけではなく、周りも助けることにつながるのです。
子どもの予防接種はもちろん、大人も必要な予防接種はしっかり行うことが大切だと感じました。家族でワクチン接種の大切さを再確認する機会になりましたら幸いです。

すぎラボライター らくちゃんママ

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