令和6年意見書・決議等

 

ページ番号1092789  更新日 令和6年3月18日 印刷 

子どものために保育士配置基準の引き上げと労働条件改善による保育士の増員を求める意見書

議決年月日:令和6年3月18日
提出先:衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣府特命担当大臣(こども政策)、こども家庭庁長官、文部科学大臣、財務大臣

子どものために保育士配置基準の引き上げと労働条件改善による保育士の増員を求める意見書

 保育所は、子育て家庭を支える施設であり、幼い子どもの発達を保障し、いのちを守るための不可欠な社会資源になっています。
 保育所の機能拡充が進む一方で、職員配置や施設基準の改善は進まず、国際的にも低い水準のまま放置され、職員の負担が増大しています。保育所での事故が増大している状況などを踏まえれば、現在の配置基準は不十分であり、子どもの命と安全を守るためにも保育士の増員が急務となっています。
 政府は、国が直面する最大の危機である少子化を反転させるとして「こども未来戦略方針」を2023年6月13日に閣議決定しました。その中で、「75年ぶりの配置基準改善」として、1)1歳児の子ども6人に対し保育士1人の基準を5対1にする、2)4・5歳児の子ども30人に保育士1人の基準を25対1に改善することが盛り込まれました。
 この内容を踏まえ、国におかれては、必要な財源を確保し、下記の事項について実現されるよう、強く要望します。


1 「こども未来戦略方針」に示した配置基準の改善を速やかに実施すること。
2 配置基準の改善は、対象が限定される公定価格での加算対応でなく、基準の改定で実施すること。
3 国際的な水準を踏まえ、さらなる配置基準の引き上げに着手すること。
4 保育士不足の状況を鑑み、各職場で増員が図れるようにするために保育士等の賃金を引き上げることをはじめとした労働条件の改善のために必要な措置をとること。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

 令和6年3月18日

杉並区議会議長 井口 かづ子

パレスチナ自治区ガザ地区における人道目的の停戦等の実現に関する決議

議決年月日:令和6年1月25日

パレスチナ自治区ガザ地区における人道目的の停戦等の実現に関する決議

 

 イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの軍事衝突により、パレスチナ自治区ガザ地区において、尊い人命が深刻な危機的状況にさらされるとともに、市街地に甚大な被害をもたらしている。
 よって、杉並区議会は、イスラエルとハマスの双方をはじめとする全ての当事者及び国際社会に対し、一刻も早い事態の解決に向けて、次の事項を実現するよう強く求めるものである。

1 人道目的の停戦及び人質の即時・無条件の解放
2 国際人道法を含む国際法の遵守
3 民間人の被害の最小化、人道支援物資の供給を通じた人道危機の改善

 以上、決議する。

 令和6年1月25日

杉並区議会

 

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