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更新日 : 2025年9月1日

小児インフルエンザ予防接種の費用助成

目次

杉並区では、令和7年10月1日から、任意で行う小児のインフルエンザ予防接種について、費用の一部助成をします。
費用助成を受けられるのは、区内の契約医療機関です。費用助成を受けるための予診票は契約医療機関に備えてありますので、区への事前の手続きは不要です。

令和7年度 小児インフルエンザ予防接種(実施概要)

助成対象者

区内在住で、生後6カ月から12歳までのお子さん(経鼻生ワクチンは2歳から)

注射用HAワクチンで1回目の接種時に12歳で、2回目の接種時に13歳になっていた場合は、2回目の接種も費用助成の対象になります。

接種期間 令和7年10月1日(水曜日)から令和8年1月31日(土曜日)
助成回数

助成は2種類のワクチンのいずれか一方のみ、以下の回数が受けられます。

  • 注射用HAワクチン:接種期間中に2回まで
  • 経鼻生ワクチン:接種期間中に1回まで
助成額

助成額は以下の通りワクチンにより異なります。

  • 注射用HAワクチン:1回あたり上限2,000円
  • 経鼻生ワクチン:上限4,000円

医療機関の定める額から区の助成額を差し引いた額をお支払いください。

未就学児の接種には、子育て応援券の併用も可能です。(利用希望の方は予約時に医療機関へお問い合わせください)

接種場所 契約医療機関(下記に医療機関一覧へのリンクがあります)
接種方法 契約医療機関へ予約をしてください。助成が受けられる予診票は契約医療機関に備え付けてあります。
接種時に持参するもの
  • 母子健康手帳(接種の記録をするほか、他の予防接種との間隔等を確認します)
  • 乳幼児医療証等(区民であること、接種対象者であることを確認します)

接種場所(契約医療機関)

小児インフルエンザ予防接種契約医療機関一覧は以下のリンクからご確認ください。

インフルエンザについて

インフルエンザとは

季節性インフルエンザは急性呼吸器感染症で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然あらわれます。潜伏期は24時間~72時間です。呼吸器症状は遅れて出現することが多く、鼻閉、咽頭痛、せきなどです。合併症がなければ2~7日で治癒します。合併症、特に肺炎や脳症を併発した場合は重篤となります。

インフルエンザワクチンの有効性

注射用HAワクチンと経鼻生ワクチンの有効性に大きな差はありません。6歳未満の小児を対象とした2015/2016シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されており、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています

インフルエンザワクチンの副反応

  注射用HAワクチン 経鼻生ワクチン
副反応 発熱、悪寒、頭痛、倦怠感など
非常にまれにショック、アナフィラキシー(注)など重い副反応があらわれることがあります。
鼻閉、鼻漏、咳嗽、口腔咽頭痛、頭痛など
非常にまれにショック、アナフィラキシー(注)など重い副反応があらわれることがあります。

(注)通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応のこと。

接種を受ける前に

予防接種を受けることができない方

  1. 明らかに発熱している方(通常は37度5分以上の場合)
  2. 重い急性疾患にかかっている方
  3. インフルエンザ予防接種液に含まれる成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
  4. (経鼻生ワクチンのみ)病気や治療によって、免疫が低下している方
  5. (経鼻生ワクチンのみ)経口または注射の副腎皮質ホルモン剤を使用している方
  6. 1.~5.以外で、医師に不適当な状態と判断された方

予防接種を受ける際に、医師とよく相談しなければならない方

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
  2. 過去に予防接種で接種後2日以内に発熱、全身性発しんなどのアレルギーを疑う症状のみられた方
  3. 過去にけいれん(ひきつけ)をおこしたことがある方
  4. 過去に免疫状態の異常を指摘されたことのある方もしくは近親者が先天性免疫不全症である方
  5. ぜん息等の呼吸器系疾患がある方
  6. インフルエンザ予防接種液の成分、鶏卵、鶏肉、その他の鶏由来のもの、ゼラチン含有製剤またはゼラチン含有の食品に対して、アレルギーがあると言われたことがある方

主治医がいる場合は、必ず事前に相談し、予防接種を受けて良いか判断してもらいましょう。
別の医療機関で受ける場合は、主治医から診断書(または意見書)を受け取ってから予防接種を受けるようにしてください。

予防接種を受けた後の一般的注意事項

  1. 接種後30分間は、ショックやアナフィラキシーがおこることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしておいてください。
  2. 接種後1週間は副反応の出現に注意してください。
  3. 接種当日の入浴は差し支えありません。
  4. 接種当日は激しい運動は避けてください。
  5. 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
  6. 注射用HAワクチンを接種された方は、接種部位は清潔に保ちましょう。接種部位をこすることはやめてください。
  7. 経鼻生ワクチンを接種された方は、接種後1~2週間は重度の免疫不全の方との接触を可能な限り避けてください。

予防接種健康被害救済制度

関連情報

お問い合わせ先

杉並保健所保健予防課 

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号

電話番号:03-3391-1025

ファクス番号:03-3391-1927

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