先輩ママが語る小学1年生の学用品準備体験談(令和5年3月1日)

 

ページ番号1086481  更新日 令和5年3月1日 印刷 

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

もうすぐピッカピカの1年生。手元に届いたランドセルを背負わせてみると、本当に大きくなったなと感じます。さて、筆者は昨年1人目が小学校に入学したのですが、令和の小学生はパパママが子どもの頃とは違いました。そこで1年間を振り返りながら、小学校入学時に準備をした学用品と、準備をする際に気を付けるといいと感じたことをご紹介します。ただし、杉並区内でも小学校により準備をするものは異なるため、その点はご注意くださいね。

小学校入学時に準備した学用品をご紹介します

小学校で使う学用品は、大型スーパーや文房具店、小学校と提携した地域のお店、インターネットなどさまざまなところで購入できます。何が必要なのかは2月頃にある入学説明会や配布資料で確認をしましょう。基本的には細かいルールはなく、どこで購入しても大丈夫なのですが、振り返ってみると、ルールがない中にもルールがあったように感じます。

ランドセル

小学生になったらランドセルが必要です。筆者の子どもの小学校では6年間使用しますが、杉並区内でも高学年になるとランドセルは使用しなくてもよい小学校があると聞きます。
色や柄の指定はありません。数年前だと学校のロッカーに入るサイズを購入するといいよとか、A4ファイルが入るサイズがいいよと、先輩ママからアドバイスをいただいたものですが、現在一般的に販売されているランドセルであれば気にしなくても大丈夫です。もし、誰かから譲っていただくという場合は、念のため確認しておくといいでしょう。

サブバッグ(大きなレッスンバッグ、音楽バッグ、図書バッグ)

サブバッグの写真
レッスンバッグと音楽バッグです。
市販品を使っています。
サイズがわかりやすいように
ノートを置いてみました。

大きなレッスンバッグは荷物がたくさんある時に持ちやすいように使うもの。音楽バッグは、音楽室へ移動の際に、音楽の教科書などを入れるための袋です。図書バッグは図書の時間に借りた本を入れておきます。
市販品、手作り品などルールはありません。学校では廊下のフックにかけたり、机の横にかけて保管しているようです。

筆箱(鉛筆、赤鉛筆、消しゴム、定規、名前ペンなど)

箱形の筆箱に、2B鉛筆を5本、赤鉛筆1本、消しゴム、定規、名前ペン1本を入れます。いずれも勉強に集中できるように、キャラクターのついていない無地を指定されました。

文房具(はさみ、のり、クレパスなど)

文房具の一部は小学校で一括購入し配布されます。筆者の子どもの小学校では、はさみ、のり、クレパスのみ用意が必要でした。クレパスは「クレヨンではなく、クレパスです」と注意書きがありました。クレパスはクレヨンと違い色を重ねたり、混ぜたりできてクレヨンとは性質が異なるそうです。
色鉛筆やセロハンテープなど、ほかの文房具の用意が必要な小学校もあるようです。

上履きと上履き入れ

上履きは白色の無地と指定されました。しかし、小学校により、指定なし、メーカーと型番まで指定というところもあるようです。

上履き入れは指定がありません。筆者は幼稚園の頃から使っている上履き入れを使わせています。

体育で使用するもの(体育着、体育着袋、赤白帽、なわとび)

体育着入れの写真
冬は体育着にトレーナーを重ねます。
トレーナーも入る大きめサイズです。

体育着は指定がありません。これもどこで購入しても大丈夫です。ただそう言われても見当がつかないため、筆者は小学校から案内された学用品店で購入しました。ちなみに、その学用品店でも素材違いのものがありました。体育着は幼稚園や習い事で、指定用品を購入してきたので、体育着が選べることに戸惑ってしまいました。
なお、運動会や授業参観で確認をしたところ、同じ体育着を着ている人がほとんどでした。指定なしとは言え、多くの人が案内された学用品店で購入しているようです。

日々必要な生活用品

猛暑やコロナ禍により学用品以外でも日々持参が必要なものがあります。

水筒

感染症対策のため、水道や冷水器から直接水を飲まないことになっているため、水筒を持参します。入学してからのお手紙で、「来週から持ってくるように」と突然指示があり慌てました。
多くの生徒が直飲みタイプを使っているようです。サイズ指定がないのですが、子どもに確認したところ、中身が空になると冷水器からつぎ足すそうです。

マスク、ハンカチ

感染症対策のため、室内ではマスクを着用します。なお、学童クラブや児童館でもマスクとハンカチは欠かせません。
 
家庭で準備をした学用品は以上です。

小学校入学時に学校を通じて配布されたもの

参考に、入学式で学校から配布された学用品をご紹介します。

教科書

教科書は、宿題のため国語のみ毎日持ち帰り、他は全て学校に置いておきます。他の小学校のパパママに聞いても、時間割に応じて、毎日教科書とノートを持ち帰る習慣はないようです。

ノート類

国語、算数、漢字ノート、連絡帳、自由帳が配布されました。1冊終わると同じマス目のものを家庭で購入します。

色鉛筆

短くなったら週末に持ち帰り、自宅で削り、持っていっています。

お道具箱

普段は、ふたと箱に分けてトレーのようにして机の下に入れて、引き出しにしているそうです。

算数セット

計算カードとブロックセットが入っていました。計算カードもブロックも1つづつ(1枚づつ)名前をつけるのですが、これがとても大変でした。

防犯ブザー

ランドセルに付けます。月に1回、鳴るかどうか確認します。

連絡袋

連絡帳や学校からのお手紙を入れるためのものです。

下敷き

透明な厚みのある下敷きです。

ランドセルカバー、帽子、名札

防犯ブザー黄色帽子ランドセルカバーの写真
ランドセルカバーと帽子は
小学1年生のしるしです。

登下校中に1年生だとわかるようにランドセルにカバーをかけ、帽子をかぶります。どちらも黄色でとても目立ちます。名札は小学校に置いておき、教室でのみ着用していたそうです。先生が名前を覚えるまでの期間限定でした。

小学校から貸与されたもの

学校から配布されたもの以外に貸与されたものがありました。卒業時に返却するものです。

防災頭巾と防災頭巾カバー

普段は防災頭巾カバーの中に防災頭巾を入れてクッションにしています。

タブレット

タブレットケースの写真
手作りのものを使用しています。
タブレットを取り出した後に机の横に
かけるため、取っ手をつけています。

小学校に慣れた7月頃、タブレットが配布されました。タッチペンもついています。ログインするためのIDとパスワードも渡されるので、しっかり管理しておきましょう。
小学校により環境が異なるようですが、筆者の子どもの小学校では毎日持ち帰り、充電する必要があります。そのため、タブレットケースを家庭で用意するように指示がありました。


家庭で準備するもの、配布されるもの、貸与されるものとありましたが、学用品は全てに記名が必要です。学用品以外にも洋服や靴など身に着けているもの全てに記名が必要です。かなりの量になるので、素材や大きさに応じて、手書きとシール、はんこを併用して効率よく頑張りましょう。

学用品を準備するにあたって

小学校生活を1年間経験して、学習用品を準備するにあたり気に留めるようになったことがいくつかありました。

なんでもいいは要確認

学用品に関して何回も聞いた先生からの「なんでもいい」、あくまでも学習の場にふさわしい範囲でのはなしです。幼稚園時代とは違うんだと頭を切り替えないとギャップができてしまうと感じる事がありました。
例えば、「水泳の授業で使用する水着はなんでもいいです」と言われ、幼稚園の延長で普通の子ども用の水着を用意しようと考えていましたが、「一般的なスクール水着であればなんでもいい」という意味でした。
また、自由帳は中が無地ならOKと言われ、表紙だけキャラクターのものを用意したものの認められず、買いなおすことになりました。

早めに用意しすぎない

例えば、ノートはマス目の大きさが徐々に小さくなっていきます。事前に準備しておいても学習の進み具合によってマス目の大きさが変わってくるのです。目は配りつつも、親の先回りになりすぎない方がいいでしょう。子どもから話を聞いてから、一緒に考えたり、買いに行っても間に合います。

鉛筆と消しゴムはあっという間になくなる

1年生は2Bの鉛筆を使います。芯が柔らかいからなのか、鉛筆削りに慣れていなくて削り過ぎてしまうからなのか、あっという間に鉛筆が短くなります。
また、消しゴムはお友達と練り消し作りをしたり、なくしてしまったり、ちぎったりとすぐになくなります。
買い物に行けない時に突然、ないと言われて困らないように、ストックしておくことをお勧めします。

バッグは自分の物とわかるように工夫を

バッグ類はサイズ以外に特段の指定はありません。子どもが自分の持ち物だとわかりやすいものを用意するのがいいと思います。同じ生地でそろえて手作りする、市販のバッグにイラストを入れるなど、何か特徴があるといいかもしれません。

学校からのお知らせをしっかりチェックして

1年前を振り返ると、学用品の多くは細かい指定がありませんでした。しかし、指定がなくても本当になんでもいいわけでもありません。学用品としてお店で販売されているものの中でもダメなものもありますし、幼稚園や保育園で使用していたものでもNGの場合もあります。
先輩ママに聞いたところ、「細かい指定がない場合、先生によって判断が異なる場合もあります。指定がない時には、家にある場合にはそれを、買う場合には無難なものを選べば間違いないよ」とのことでした。
また、学校の裁量になるため、学用品に関するルールは小学校により異なるようです。迷う場合は、同じ小学校の先輩パパママに相談しましょう。
入学後も、用意が必要なものは直接先生から児童へも説明がありますし、必ずお手紙などで保護者へもお知らせがあります。しっかりチェックしましょう。子どもが話が聞けるか心配な場合、ママ友と情報共有して、確認しあうのもおすすめですよ。

すぎラボライター らくちゃんママ

 

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