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更新日 : 2025年11月29日

区政経営改革推進計画の振り返り(令和4(2022)年度~令和6(2024)年度)

目次

従来のコスト削減・効率化を追求した「量の改革」に加え、利便性・暮らしやすさを追求し、区民サービスの質を高める「質の改革」も重要であると考え、区民・地域団体・民間事業者などの知恵・創意を取り入れながら、区政経営の取り組みを進めました。

主な取り組み

方針1 柔軟な発想に基づく業務の効率化と区民サービスの提供

民間事業者等の専門性などを生かした質の高い公共サービスの提供

区立施設の施設運営パートナーズ制度(指定管理者制度)導入に関する方針を策定し、地域住民・指定管理者・区が連携しながら、より良い施設運営を目指すことを明確にしました。また、公共サービスを担う事業者を選定する過程を見直し、公正性・透明性を高める取り組みを進めました。

方針2 財政の健全性の確保と時代の変化に即応できる持続可能な財政運営の実現

持続可能な財政運営の確保

大規模災害・経済事情の著しい変動などによる減収・将来の区立施設の改築・改修需要に備えるため、健全な財政運営に努めました。

  • 財政調整基金・施設整備基金などへの積み立てを着実に実施しました。
  • 将来への備えを一層強固にするため、現下の物価高騰などを踏まえ、年度末の財政調整基金の積み立て目標残高を450億円に見直しました。
  • 区役所本庁舎の建て替えを見据え、新たに杉並区役所庁舎整備基金を設置しました。

基金残高の推移の棒グラフ。4年度805億円、5年度862億円、6年度923億円

方針3 対話協調型区政の推進

区政を話し合う会 聴(き)っくオフ・ミーティングの実施

区長と区民の皆さんが、行政課題を話し合うことにより、区政への関心を高めるとともに、課題解決に向けたさまざまな意見を伺いました。令和5年度はより多くの意見を聴くため、開催回数を10回に増やしました。

方針4 自治の更なる発展と自治体間連携の強化

参加型予算の実施

区が募集するテーマに基づいて、区民の皆さんなどからの提案・投票結果を踏まえて、
次年度予算案に反映する事業案を選定する、参加型予算を実施しました。

  • 森林環境譲与税基金の使い道「令和6年度予算に反映した事業」
    • 災害時に活用できる用具を公園に設置
    • 歩行者が気軽に利用できる木製ベンチをまちなかに広めよう
    • 区立公園に木製の遊具やベンチを設置

木製ベンチ(宮前4丁目・田淵さん宅)

気候区民会議の開催

無作為抽出により選出された区民の皆さんが、気候変動対策について学び、議論を重ねる気候区民会議を開催しました。会議で出た意見提案に対して施策への反映を検討し、区民参加による気候変動対策を推進しました。

気候区民会議の様子

方針5 施設マネジメントの推進

以下の区立施設マネジメント計画の振り返りをご覧ください。
区立施設再編整備計画(第2期)、区立施設マネジメント計画(第1期)・第1次実施プランの振り返り(令和4(2022)年度~令和6(2024)年度)

その他の取り組み

その他の主な取り組みの振り返りは以下のとおりです。

参加型予算について

区政経営改革推進計画の取り組みの一つとして、区民の皆さんの意見を直接的に行政活動に反映させ、また、区政を身近に感じてもらうため、区民の皆さんが杉並区の予算編成に関与し、その意思を反映させる仕組みである「区民参加型予算」の取り組みを令和5年度より実施しています。

お問い合わせ先

政策経営部企画課企画調整担当

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-3312-2111

ファクス番号:03-3312-9912

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