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更新日 : 2025年12月15日

成人男性の風しん抗体検査・定期予防接種(国の追加的対策)

目次

成人男性の風しん抗体検査・定期予防接種の制度は、令和7年3月31日をもって終了しました。
ただし、MRワクチンの供給不足により令和6年度中に接種できなかった場合、定期接種の期間を2年間延長します。

  • 対象者:昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性で、令和6年度末までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分だった方
  • 接種可能期間:令和7年4月1日から令和9年3月31日
  • 接種費用を一度、全額自己負担していただきます。後日杉並区に必要書類等を提出していただくことで、予防接種に要した窓口負担額(上限額あり)を指定口座に償還払い(払い戻し)いたします。詳細は以下をご確認ください。

風しん第5期定期予防接種 接種期間延長(償還払い)について

費用助成の対象となる方

以下の(1)~(5)全てに該当する方
(1)昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれた男性
(2)令和7年3月31日までに別表に定める抗体検査を実施した結果、風しんに対する免疫が十分でないと判断された方で、MRワクチンの偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種を受けられなかった方
(3)令和7年4月1日から令和9年3月31日までの期間に、国内で自己負担によりMRワクチンの接種を受けた方(予診のみの場合も含む)
(4)MRワクチン接種日において、杉並区に住民登録のある方
(5)過去に風しん追加的対策事業に係る予防接種又は当該費用助成を受けていない方

助成金額

10,879円(ただし予診のみの場合は3,102円)を上限とし、その範囲内の自己負担分

予防接種・費用助成の手順

1.予防接種の実施

国内の医療機関にて、MRワクチンの予防接種を受けてください。
接種費用を医療機関に支払った上で、以下の書類を受け取ってください。

  1. 予防接種を実施した記録(予診票、予防接種済証等)
  2. 予防接種の費用が確認できるもの(領収書、診療明細書等)
  • 予防接種を受ける際に杉並区が発行する風しん予防接種のクーポン券がなくても、上述の費用助成の対象となる方(1)~(5)全てに該当する場合は助成の対象となります。
  • 予診票は任意のものをお使いいただくことで差し支えありません。
  • 予防接種を受けられる医療機関について区の指定はありません。ただし、国内の医療機関に限ります。
  • 接種費用は医療機関によって異なります。事前に接種を希望する医療機関にご確認ください。

2.助成金の申請

以下の(1)~(5)を以下の提出先まで郵送又は窓口に持参してください。申請期限は接種日から1年です。
(1)杉並区麻しん風しん予防接種費用助成申請書兼請求書(第1号様式)(PDF:128KB)
(2)接種した医療機関が発行した領収書の原本(MRワクチンの接種であることの記載が必要)
(3)予防接種の記録が記載されているもの(予防接種予診票等)
(4)通帳の表紙等の振込先の口座番号が分かるものの写し
(5)風しんの抗体価が分かる書類の写し

【提出先】
〒167-0051 杉並区荻窪5-20-1
杉並保健所保健予防課保健予防係予防接種担当

3.助成の可否の決定及び交付

いただいた申請について区で助成の可否を決定した後、区より可否に関する決定通知書をお送りいたします。合わせて、助成金の交付が決定した方には、杉並区麻しん風しん予防接種費用助成申請書兼請求書(第1号様式)にて指定いただいた金融機関の口座に助成金を、申請書が保健予防課に届いた月の翌々月末までにお振り込みいたします。

【注意事項】助成の取消し、助成金の返還

助成を受けた方が虚偽又はその他不正な行為により助成金の交付決定を受けたことが認められたときは、助成の決定の全部または一部を取り消させていただくことがあります。
助成決定の取消しに係る部分に関し既に助成金を交付しているとき又は助成金の支払い後に過誤額が確認されたときは、交付した助成金の全部又は一部を返還していただくことがあります。

別表

抗体検査方法 風しんに対する免疫が十分でないと判断する抗体価基準(単位等)
HI法(赤血球凝集抑制法) 8倍以下(希釈倍率)
EIA法(酵素免疫法) 6.0未満(EIA価)又は15未満(IU)
ELFA法(蛍光酵素免疫法) 25未満(IU)
LTI法(ラテックス免疫比濁法) 15未満(IU)
CLEIA法(化学発光酵素免疫法) 20未満(IU)又は11未満(抗体価)
FIA法(蛍光免疫測定法) 1.5未満(抗体価AI)又は15未満(IU)
CLIA法(化学発光免疫測定法) 15未満(IU)
ICA法(イムノクロマト法) IgG陰性

国の追加的対策のポイント(厚生労働省ホームページから)

特に抗体保有率が低い、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性に対し、次の対策が実施されます。

  1. 予防接種法に基づく定期予防接種の対象とし、令和7年3月まで、全国で原則無料で定期予防接種を実施
  2. ワクチンの効率的な活用のため、まずは抗体検査を受けていただくこととし、全国で原則無料で実施
  3. 事業所健診の機会に抗体検査を受けられるようにすることなど、体制を整備

風しんとは

風しんは、風しんウイルスの飛沫感染(せきやくしゃみ)で起こる、感染力が強い病気です。潜伏期間は2~3週間で、軽いかぜ症状で始まり、発疹・発熱・後頸部リンパ節の腫れなどが主な症状です。

クーポン券の発行について

クーポン券の新規発行は終了しました。

風しん抗体検査

風しんの抗体検査は令和7年3月31日をもって終了しました。

予防接種のご案内

風しん第5期定期予防接種は、MR(麻しん風しん混合)ワクチンを使用します。

MR(麻しん風しん混合)ワクチンと副反応

麻しんウイルスと風しんウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。
副反応の主なものは、発熱と発疹です。他の副反応として、注射部位の発赤・腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応、じんましん、リンパ節腫脹、関節痛、熱性けいれんなどがみられるほか、まれに重い副反応が生じる可能性もあります。

予防接種を受ける前に

  1. 先に他の予防接種を受けたときは、予防接種法で定められた間隔をあける必要があります(先に注射生ワクチンを接種したときは27日以上の間隔が必要)。
  2. 予防接種について、必要性や副反応を十分に理解した上で接種してください。分からないことは接種を受ける前に医療機関で必ず確認してください。
  3. 予診票は医師への大切な情報です。責任をもって記入してください。体温は接種医療機関で測ります。

予防接種を受けることができない方

  1. 明らかに発熱している(37.5℃以上)
  2. 明らかに重篤な急性疾患にかかっている
  3. その日に受ける予防接種の接種液成分で、アナフィラキシー(全身にひどいじんましん・呼吸困難などの症状に引き続きショック状態)を起こしたことがある

上記に当てはまらなくても医師が接種不適当と判断したときは接種できません。

医師とよく相談しなくてはならない方

  1. 心臓病・腎臓病・肝臓病・血液の病気などで治療を受けている
  2. 過去の予防接種で、接種後2日以内に発熱がみられた、及び発疹、じんましんなどアレルギーと思われる症状がみられた
  3. 今までにけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある
  4. 過去に免疫不全の診断がなされている、または近親者が先天性免疫不全症である
  5. 予防接種の接種液成分に対し、アレルギーがあるといわれたことがある(ワクチンの製造過程において、培養に使う細胞の成分、抗生物質、安定剤などが入っているものがあります。)

該当すると思われる場合は、予診の際に医師とよく相談してください。主治医やかかりつけ医師が別にいる場合は、あらかじめ接種についてよく相談してください。

予防接種を受けた後は

  1. 接種後30分間程度は、急な副反応が起こることがまれにあります。医師とすぐに連絡をとれるようにしておきましょう。
  2. 接種後4週間は、副反応の出現に注意してください。
  3. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、注射した部位はこすらないでください。
  4. 接種当日は、激しい運動を避けましょう。
  5. 接種後、接種部位の異常な反応や体調の変化があった場合は、速やかに医師の診察を受けましょう。

予防接種健康被害救済制度

関連情報

お問い合わせ先

杉並保健所保健予防課 

〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目20番1号

電話番号:03-3391-1025

ファクス番号:03-3391-1927

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