校庭・園庭における事故の未然防止に向けた安全管理の徹底について（5年7月5日）

　区内小学校において、校庭にラインマーカーとして打ち込んだと思われる釘によって児童がけがを負う事故が発生いたしました。教育委員会では、本事故を受け、学校・子供園における事故の未然防止に向けた安全管理の徹底について次のとおり対応し、学校・子供園等に周知しましたので、ご報告します。

1　安全管理及び安全点検

（1）施設・用具、遊具等の安全確認及び適切な管理

幼児・児童・生徒が授業等で使用する施設・用具だけでなく、校舎・園庭内外にある施設・設備等の安全確認を適切に行うため、各学校・子供園において、安全点検を行う際に使用するチェックリストに、校庭・園庭に釘等の危険物がないか確認する項目を設けました。

（2）「杉並区立学校（園）危機管理マニュアル」の改訂

施設点検チェックリストの「点検項目　例」への追記

「校庭、園庭、運動場等」の項目に「危険物（ガラス、石、くぎなど）がないか。」を追記しました。

教科学習時の安全指導の追記

小学校体育科及び中学校保健体育科において、安全面の配慮事項を追記しました。

2　ラインマーカーの使用

学校・子供園に加え、校庭を使用する団体等へ、次の内容について周知しました。

（1）校庭・園庭でラインマーカーを設置する際には、棒状の釘は使用しない。
（2）校庭・園庭にU字型のピンなどを用いてラインマーカーを設置する際には、事前に数量を確認し、使用後には確実に数量を確認して除去する。