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更新日 : 2026年2月27日
【イベント報告】外国人区民の地域参画促進事業(2025年5月~2026年1月実施)
目次
外国人区民と日本人区民の相互交流を通じて多文化共生意識の醸成を図ること、また、区内のイベント等に外国人区民が参加することで、地域の活性化及び外国人区民の社会参画促進を図ることを目的にバスツアー企画を実施しました。【この事業は、一般財団法人自治体国際化協会の助成により実施されました。】
ステップ1 交流・農業体験(山梨県バスツアー)
区内の外国人区民と日本人区民の交流を図るため、外国人区民10名(区内の日本語教室の生徒から募集)、日本人区民10名(杉並版ボランティアシステム「TEAM NAMISUKE」より募集)の参加を募り、杉並区の交流自治体である山梨県忍野村と、修学旅行などで杉並区と交流のある山梨県山中湖村に赴き、日本文化・農業体験を行う山梨県バスツアーを実施しました。
忍野村でのほうとう作り体験
日本の食文化を学ぶため山梨県の郷土料理であるほうとう作りを体験し、作ったほうとうを実食しました。

ほうとう作り体験

ツアー参加者の皆さん
山中湖村での自然・農業体験
自然と触れ合い農業文化を学ぶため、山中湖村が生産・販売しているダリアやマリーゴールドの苗植え体験をする予定でしたが、当日の悪天候により作業は断念し、ダリアの苗に名付けをして、今後の成長の様子を見守ることとなりました。また、山梨県の自然について学べる森の学習館を見学しました。

名付けをしたダリアの苗

森の学習館を見学
一日がかりのバスツアーを通して参加者の皆さんは親睦を深め、ツアー後も交流が続いています。
体験先を山梨県忍野村及び山中湖村としたのは、区で実施した外国人区民への聞き取り調査において、「生活圏内から出ることが無く、区外に出る機会が無い」、「日本の自然などを体験したいが、都内には体験できる場所がない」などの意見が出ていたところ、上記自治体は、都内から比較的近い距離にあり、かつ、都内ではできない体験をすることができる自治体だったため。
ステップ2 外国人区民の地域参画
外国人区民の地域参画促進の一環として、ステップ1のツアー参加者に区内の各種地域イベントに参加してもらいました。
日本人区民の参加者にもお手伝いしていただきました。
荻窪秋まつり
荻窪地域区民センター協議会主催の「秋まつり」にて、ウクライナ支援募金を実施し、募金者へのお礼としてステップ1で名付けをしたダリアの切り花を配布しました。計230本のダリアを配り、募金総額は38,713円になりました。(この募金は、杉並区交流協会が実施するウクライナ支援募金の一環であり、日本ウクライナ友好協会KRAIANYへ全額寄付されました。ご協力いただきありがとうございました。)

山中湖産のダリアを230本配布しました。

募金総額は38,713円でした。

お花の包装も自分たちで行いました。
堀ノ内妙法寺子ども食堂
NPO法人すぎなみ子どもサポートが主催する「寺子屋 in 妙法寺」で開催された子ども食堂にて、ツアー参加者が事前に準備した自身の出身国や関心のある国に関するクイズを子どもたちに出題し、異なる国や文化について楽しく学べる時間をつくりました。
クイズの後は、子どもたちと同じテーブルで交流しながら一緒に食事を取り、会話を通じてより親しみのある交流が行われました。
また、最後に参加者はステップ1で名付けを行ったダリアの切り花を子どもたちにプレゼントしました。

子どもたちに1輪ずつお花を手渡ししました。

参加者たちが考えた世界の国クイズに、子どもたちも興味津々です。
すぎなみフェスタ
杉並区最大級のイベント「すぎなみフェスタ」にて、ステップ1で訪問した山中湖村と協働し、多文化共生推進事業ブースを出展しました。ツアー参加者がお客さまの呼び込みや商品の受け渡しなどを行うなど、物産品の販売を通じて売り子としての体験をしました。

日本語での接客は少し緊張しました。

山中湖村の特産品「鹿カレー」を2日間で80個売り上げました。
ステップ3 地域参画の普及・促進
地域活動団体への周知
交流・農業体験事業や地域参画事業の成果を広く共有し、外国人区民の地域参画への関心を高めるために、以下の区内の地域住民等が参加する会議などで事業紹介を行いました。
- 井草地域区民センター地域懇談会
- 多文化共生NPO交流会
- 荻窪地域懇談会
事業評価と今後の展望
ツアーに参加した外国人区民及び日本人区民による事業評価アンケートを実施しました。
アンケートでは、事業への参加を通した意識変化、事業への満足度、印象に残った体験、今後希望する企画内容、地域参画への意欲などについて回答がありました。主な傾向として、「杉並区や多文化共生への関心が高まった」「素敵な仲間との出会いや継続的な交流の機会が得られて良かった」「地域活動への参加のきっかけとなった、今までより積極的に参加したくなった」といった前向きな感想が多く見られ、多文化共生意識の醸成や外国人区民の社会参画促進に一定の成果が得られたと評価しています。
同時に、今後の外国人区民の地域参画促進事業企画を区職員と共に検討する「コアメンバー」を募集し、6名から参加希望がありました。
来年度は、その中から3名にコアメンバーとして協力していただき、コアメンバーを中心に、「地域における多文化共生のキーパーソン育成」に重点を置き、外国人区民が継続的に地域参画できる環境整備と、区との協働体制の構築を進めていく予定です。
お問い合わせ先
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